「水酸化アンモニウム」の版間の差分

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'''水酸化アンモニウム'''(ammonium hydroxide)は、[[アンモニア]]の[[水溶液]]を示す場合に用いられる名称である。'''アンモニア水'''(ammonia water)とも呼ばれ、NH<sub>3</sub>(aq)と表すことができる。アンモニア水中の電離平衡において中間体として NH<sub>4</sub>OH の存在が仮定されたこともあるが<ref name=daijiten>『化学大辞典』 共立出版、1993年</ref>、この[[化学種]]の存在は否定されている<ref name=Cotton> F.A. コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年</ref>。
 
[[化学式]]で[NH<sub>4</sub><sup>+</sup>][OH<sup>−</sup>]と塩のように表すが、この化学種の単離は不可能であり、希釈水溶液としてのみ存在する<ref>Housecroft, C. E.; Sharpe, A. G. (2004). ''Inorganic Chemistry'' (2nd ed.). Prentice Hall. p. 187. ISBN 978-0130399137.</ref>。