「若草野球部狂想曲」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m カテゴリ
137行目:
: 2年生。投手。左投左打。
: 若狭常陽のエースで4番。左の本格派で慣らしの段階でも150km/hを超える豪腕投手。弱小校ゆえに知名度は低いが西宮、松原にならぶ3人目の『10年に1人』と呼ぶべき逸材。
: 若草野球部が春季合宿の宿泊に利用した旅館の息子であったことから、若草のメンバーと出会い亜希に好意を持つ。このとき光児と険悪になっていた亜希を援護するべく光児に勝負を申し込み、亜希と光児の若草野球部退部を賭けた練習試合に発展する。
: 野球はホームランか三振と考え、バントなどの小技を嫌うなど、真っ向勝負を旨としている。このことから変化球は全く習得していないものの、球速150km/hを軽く超える球威はそれを補って余りあるものがあり、秋季近畿大会の準決勝で神戸学園を完封した際には、松原に対して真由美のAFボール以来の衝撃を与えている。しかし、その球威ゆえに死球を与えてしまうことを極端に恐れており、自身の制球難もあって配球は外角一辺倒となっている。また、秋季近畿大会の決勝では、バントの構えで避け損なった打者の頭部に当ててしまい、倒れたまま動かなくなった相手<ref>幸いにも[[脳震盪]]を起こしただけで命に別状はなかった。</ref>に大きなショックを受けて本来の投球ができなくなり、コールド負けを喫している。
: プライドは高いものの野球に対する姿勢は真面目とは言い難く、若狭常陽が春の選考から漏れ、代わりに自分たちに敗れたはずの神戸学園の出場が決まってからは、ふてくされて練習をサボりがちになっており、真っ向勝負を旨としているのも、裏を返せば「自分たちは正々堂々と戦った」という逃げ道でもある。