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== アナログ映像 ==
 
アナログ映像信号では、ブラウン管上に画面を映し出す際に、[[走査線]]を表示するタイミングと、[[走査線]]を画面の下端まで表示した後、画面の上に戻って次の画面を表示し始めるタイミングを示す2つの信号が必要になる。
[[NTSC]]方式では、走査線を表示するタイミングの信号で約15KHz(水平同期信号)・画面を切り替えるタイミングの信号で60Hzの信号が必要になる。
 
映像信号用の同期信号を発生する「同期信号発生器」(Sync Generater)は、ビデオカメラなどに内蔵されているほか、放送用・業務用[[テレビカメラ]]では、複数のカメラの間で同期信号をそろえる必要がある(そうしないとカメラを切り替えるたびに画面が乱れる)ので、スタジオ・放送局全体で基準になる同期信号を独立した同期信号発生器で作り出し、すべてのカメラ・ビデオデッキ・スイッチャ-などに配給している。(ハウスシンク) 
また、個別のテレビカメラから見て「外部の」同期信号にあわせて映像信号を送り出す機能(GENeraterLOCK・ゲンロック)が放送用・業務用カメラに用意されている。
 
同期信号が乱れると、映像全体にも影響が及び、走査線の横揺れなどの症状が発生する。
放送用・業務用・家庭用の[[ビデオデッキ]]では、メカニズムの回転ムラによる信号乱れがどうしても発生するため、録画・再生のプロセスを経て劣化した信号を補正する「TBC(Time Base Corrector・時間軸補正回路)」が用いられる。
 
== デジタル伝送 ==
 
デジタル信号の伝送に使われる同期信号は、伝送される情報「[[ビット]]・[[Bit]]」を確実に検出するため、信号の検出タイミングを受信側に知らせる信号を同期信号として送る。
デジタル通信では、デジタル信号を伝送する信号線とは別に信号線を設けて同期信号を送る「同期通信」方式と、タイミング信号用信号線のいらない「非同期通信」(伝送する信号のひとまとまりごと-たいてい1[[バイト]]・[[Byte]]ごと-に、信号の始まりと終わりを表す特定パターンの同期用信号を付加して情報を送る方式)方式が利用されている。
 
[[Category:テレビ|とうきしんこう]]