「筑摩書房」の版間の差分

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SWIFTコード = |
事業内容 = 雑誌・書籍の出版・販売 |
代表者 = 菊池明郎熊沢敏之|
資本金 = 7350万円|
売上高 = |
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*1973年、古田が死去。
*1974年、『[[近代日本思想大系]]』を刊行開始、90年完結。
*1977年、臼井吉見『[[事故のてんまつ]]』事件が起こり、川端康成の遺族から提訴され、謝罪して絶版とする。岡山猛(1921-1992)が社長となる。
*[[1978年]][[7月12日]]、業績不振のため[[会社更生法]]の適用を申請。全集・教科書などの刊行は続けられた。
*[[布川角左衛門]]、[[関根栄郷]]弁護士が管財人となり、布川が代表取締役となる。
*1991年 債務返済が完了し、関根が社長となる。 
*森本政彦が社長となる。
*1996年、[[柏原成光]](1939- )が社長となる。
*1999年、[[菊池明郎]]が社長となる。
*2011年、熊沢敏之が社長となる。
 
とりわけ文学者を中心に個人全集は、増補改訂し繰り返し刊行するので、「全集の筑摩」と称されている。また現在まで古典・現代文の教科書を毎年出版している。なお月刊[[PR誌]]に『ちくま』がある。
 
1963年から1992年まで、古今東西の人文学術書を再刊・新訳した「筑摩[[叢書]]」を約360冊刊行した。『世界文学全集』は多くの類書シリーズを刊行。
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===関係者による書籍===
*菊池明郎 『営業と経営から見た筑摩書房 出版人に聞く〈7〉』 論創社 2011年11月、聞き手[[小田光雄]]による回想と検証
*柏原成光 『本とわたしと筑摩書房』 [[パロル舎]] 2009年6月
*同 『黒衣の面目 編集の現場から』  風濤社 1997年
:著者は1996~99年に社長に就いていた(菊池は後任)。倒産・再建の経緯や、関連人物を回想している。
*田中達治 『どすこい出版流通 筑摩書房「蔵前新刊どすこい」営業部通信 1999-2007』 ポット出版、2008年7月
:著者(1950~2007年)は菊池の後任の営業部長で取締役にも就いたが、2007年7月にガンで退任し数か月後に病没した。
*[[松田哲夫]] 『編集狂時代』([[本の雑誌社]]、のち[[新潮文庫]]) 半生記
:著者は専務取締役を経て顧問、多くのマスメディアに登場。詳しい内情が記されているが、柏原や菊池とは(露骨なメディア出演や、出版路線などをめぐり)対立している。
 
*(近年の)古田の伝記は、[[塩澤実信 ]]『古田晁伝説 人間ドキュメント』 [[河出書房新社]] 2003年
*創業時の回想などは、臼井吉見編 『そのひと ある出版者の肖像』 径書房 1980年
**元版 井上達三編 『回想の古田晁』 筑摩書房、1974年 非売品
 
==本社==
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*[[展望 (雑誌)]]
*[[太宰治賞]]
*[[径書房]] 「展望」編集長だった[[原田奈翁雄]]が設立
*[[松下裕]] 元文芸担当の編集者で[[ロシア文学者]]