「ジャコウジカ」の版間の差分
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| 地質時代2 = 現生
|画像 =[[ファイル:Moschustier.jpg|250px]]
|画像キャプション = [[シベリアジャコウジカ]]
|目 = [[鯨偶蹄目]] |亜目 = [[ウシ亜目|反芻亜目]]
|下目 = [[真反芻亜目]] {{sname||Pecora}}
|
|亜科 = [[ジャコウジカ亜科]] {{sname|Moschinae}}
|属 = '''ジャコウジカ属''' {{snamei||Moschus}}
|学名 = ''Moschus'' {{AUY|[[カール・フォン・リンネ|Linnaeus]]|1758}}
|下位分類名 = [[種 (分類学)|種]]
|下位分類 =
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|英名= Musk deer
}}
'''ジャコウジカ'''('''麝香鹿''')は
[[ファイル:Zwerghirsch-Micromeryx-Rekonstruktion.jpg|thumb|left|同亜科の絶滅した
ジャコウジカ科には十数属が含まれるが、現世するのはジャコウジカ属のみである。
[[シカ]]よりも原始的と考えられたが、実際にはそのような系統位置にはない<ref name="hassanin">{{cite | title=Pattern and timing of diversification of Cetartiodactyla (Mammalia, Laurasiatheria), as revealed by a comprehensive analysis of mitochondrial genomes | first=Alexandre | last=Hassanin | last2=''et al.'' | journal=[[:fr:Comptes Rendus Biologies|C. R. Biologies]] | volume=335 | year=2012 | issue=1 | pages=32–50 | url=http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/201202224736881392 }}</ref>。
[[枝角]]や顔腺を有さず、乳頭は1対のみ、胆嚢、尾腺、一対の牙状の歯、そして人間にとって経済的価値のある[[麝香]]を分泌する麝香腺を有する。主に[[南アジア]]山岳の森または潅木地帯に生息。
== 特徴 ==
▲[[ファイル:Zwerghirsch-Micromeryx-Rekonstruktion.jpg|thumb|left|絶滅した亜種もしくは近縁種(''[[:en:Micromeryx|Micromeryx]]'')の剥製]]
小さくてがっしりとした体格のシカに似ており、後肢は前肢よりも長い。全長80~100cm、肩高50~70cm、体重7~17kg。荒地を登るのに適した脚を有す。シカ科の[[キバノロ]]の様に角を持たないが、雄は上の犬歯が大きく発達して、サーベル状の牙となる。[[歯式]]は0.1.3.3/3.1.3.3でシカと類似する。
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== 保護 ==
現在、[[絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約|ワシントン条約]]によって国際取引が禁止されているが、麝香採取のための密猟は絶えない
== 出典 ==
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