「汎ヨーロッパ主義」の版間の差分

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典型的には、[[中世]]における[[十字軍]]にそれを見出すことができる。
 
しかし、中世末期から近代にかけて、カトリックと[[正教会]]、および[[宗教改革]]による[[カトリック]]と[[プロテスタント]]の対立や、細分化した[[民族主義]]、[[合理主義哲学(大陸合理論)|合理主義]]([[理性主義]])、[[唯物論]]、[[社会主義]]等の台頭により、この地域は急速に共通の基盤を失い、分裂・対立していくことになった。
 
そのような情勢を背景として、地域の混乱を収拾すべく、リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーによって提起され、台頭してきたのが、近代における汎欧州主義であると言える。