「M7 (戦車)」の版間の差分

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Dr jimmy (会話 | 投稿記録)
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砲塔はM2/M3戦車で指摘された「高さがあり目立つ割に内部容積が乏しく、狭苦しい」という点を踏まえて全高を抑えた平たいものになっており、油圧旋回式で全周旋回にかかる時間は約15秒である。砲塔部の床は砲塔と共に回転する“砲塔バスケット”方式となっている。車長席は砲塔左側、装填手席は右側にあり、いずれも上面に両開き式のハッチがあるが、車長用展望塔はない。砲手席は車長の前方、砲塔前部左側にある。車長にはハッチの前後に2基、砲手、装填手には1基の潜望鏡が装備されており、車長用の前部のものと砲手用のものは間接照準器兼用となっている。砲塔後方の張り出し部には無線機が搭載され、車長が操作した。砲塔後面には雑具箱が装備されている。その他、砲塔側面には空薬莢排出口兼用のガンポートを備え、砲塔上面後部にはベンチレーターが装備されている。
 
主砲は75mm Gun M3をM47ガンマウントに搭載し、スタビライザーは備えられてない。副武装として主砲同軸にM1919A5 7.62mm機関銃を装備し、他に車長用ハッチの前後にM1919A4機関銃用のマウントが設置されており、前後いずれかに銃架を用いて機関銃を装備できた。
 
装甲厚は砲塔が前面51mm、防盾63mm、側/後面38mm、上面19mm、車体部が前面38mm、側面3.18mm、後面25mm、上面19mm、底面25-13mmであった。