「翼軍」の版間の差分

1936年、[[日本野球連盟 (プロ野球)|日本職業野球連盟]]結成の中心にいた[[正力松太郎]]は、自らオーナーとなった[[読売ジャイアンツ|東京巨人軍]]に対する「首都圏におけるライバル球団」が必要と考えて[[政治家]]の[[有馬頼寧]]を主体に頼み、それを受け[[西武鉄道#西武鉄道（旧）|旧・西武鉄道]]（現存する[[西武鉄道]]とは別会社。現在の[[西武新宿線]]を経営していた）の後援により「東京セネタース」（とうきょうセネタース、''Tokyo Senators''）として設立された。

セネター (''Senator'') とは[[アメリカ合衆国]]の[[上院]]議員を意味する。当時オーナーの有馬は[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員であったがり、球団社長も有馬の実弟で同じく貴族院議員の[[安藤信昭]]が就任した。このことから貴族院が実質的な上院、ということで[[メジャーリーグベースボール]]のワシントン・セネタース（現：[[ミネソタ・ツインズ]]）に倣ってこの名称が付いたとされる。