「マジック:ザ・ギャザリング」の版間の差分

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:基本セットでありながら、前エキスパンションであるイニストラード・ブロックや後エキスパンションと予告されていたラヴニカへの回帰のフレーバーが取り込まれている。
:直前に発売されたDuels of The Planeswalkers 2013に一部のカードが先行収録されており、その中でも目玉とされたのが、基本セット初の多色カードである。同時にリミテッドエディション・アルファから唯一収録され続けていた土地以外のカード「大蜘蛛/Giant Spider」がついに未収録となる。その他にもこのカードは再収録されて当然というカードが次々と未収録となる。能力起動にカードと異なる色のマナを要求されるなど、今までの基本セットとは趣が異なるセットとなった。
; 基本セット2014【Magic 2014 Core Set】(2013年7月発売予定/全249種類)
:昨年とは異なり、大蜘蛛/Giant Spiderを始めとした定番カードが組み込まれ、スタンダードなカードが多数収録された。基本セット2010から収録されていた2色土地やフェッチランドが収録されず、多色化は難しい。ゲスト能力にスリヴァーが選ばれたが、今までのスリヴァーとは違い、自分の場だけを参照するようになっている。
:基本セット2010以来の大規模なルール変更が実施される。主な物はサイドボードとの入れ替えルールの変更とレジェンド&プレインズウォーカールールの変更。伝説のクリーチャーの対消滅やプレインズウォーカーの対消滅が出来なくなり、逆に攻撃不能オーラを使った疑似除去に対抗出来るようになるなど、デッキ構築レベルでの変更が期待される。
 
=== 拡張セット ===
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:: 捕らわれたアヴァシンの開放と人間の逆襲、魔物の衰退がテーマ。フレーバー重視で黒vs他の4色という形で作られ、黒のカードパワーが若干弱めとなっている。
:: イニストラード、闇の隆盛で採用された両面カードや、2色の組み合わせによる部族の表現、墓地利用などのメカニズムが採用されず、システム的な繋がりは若干薄れている。またエルドラージ覚醒同様にリミテッドではアヴァシンの帰還単独で行われる。
:: これ以降窓口がウィザーズ日本支社に統一された。
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; ラヴニカへの回帰【Return to Ravnica/RTR】 (2012年10月5日発売/全274種類)
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== 認定トーナメント・イベント ==
DCI(ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が設立した、Magicをはじめとするゲームの国際公式競技組織)が認定しているトーナメントを認定トーナメントと呼ぶ。主催者(コーディネイター)と参加者8名以上がいればどこでも開催可能(事前申請が必要)。認定トーナメントの開催情報はタカラトミウィザの公式ページ(下記)で確認できる。
 
以下で挙げるイベントは、日本で行われている認定トーナメントの中でも特に個別名称が付けられているイベントである。
 
===プロフェッショナル・レベル===
; '''世界選手権 (Worlds)''' : PTの年間最終戦であり、マジックの世界王者を決める大会。参加には指定PTプロツアー優勝や前年度プレイヤーオブザイヤーなど、PTプロツアー以上に厳しい制限がかかる。多数のフォーマットが5日間かけて行われる。[[1999年]]と[[2005年]]には日本[[横浜市|横浜]]で、[[2010年]]は[[幕張メッセ|幕張]]で開催された。
; '''ワールド・マジック・カップ(World Magic Cup、以下WMC)''':世界選手権併催で行われる国別対抗選手権。世界選手権との差を出すため、団体戦で行われる。
; '''プロツアー(Pro Tour、以下PT)''' : 新基本セットと新エキスパンション発売1週間後に行われる、マジック最大規模のトーナメント。3日間で2~3のフォーマットを使って行われる。以前はサイドイベントも併載されていたが、2011年以降はプロポイント上位などの招待選手とPT予選突破者のみ入場可能なイベントとなった。また2012年からはPT「地名」からPT「最新エキスパンション」へと名称も変更されている。
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: プレイヤーは獲得プロポイントを競い、年間で最もポイントを獲得したプレイヤーは「プレイヤー・オブ・ザ・イヤー」に選出される。
: 日本人では過去に津村健志(2005年)、八十岡翔太(2006年)、斎藤友晴(2007年)、中村修平(2008年)、渡辺雄也(2009年、2012年)の5名が選出されている。
; '''プロプレイヤーズ・クラブ''' : プロプレイヤーの特典。プロポイントの獲得した数に応じ84段階のレベルが設定され、国内選手権やPTの予選免除や、航空券や参加報酬、[[ホテル]]の宿泊が支給される。
; '''マスターズ''' : 2年間だけ行われていたプロツアーよりも厳しい招待制のトーナメント。プロツアーと併設して行われており、32人(チーム戦は8チーム)の純粋な勝ち抜きトーナメントで行われていた。出場だけで2,000ドルがもらえ、優勝賞金は2万5,000ドル。出場資格はプロポイント、レーティング上位、前の同一形式のマスターズ勝者、前の同一形式のプロツアー勝者、直前のゲートウェイ(出場資格はプロポイント7ポイント以上)の勝者2名。参加人数に対しあまりにも高額な優勝賞金や参加賞金のため、本来の目的であるプロツアーよりもこちらの方が肩入れされることが増えたため廃止され、現在ではPTがこれに近い形になっている。