削除された内容 追加された内容
19行目:
グリセロリン脂質では、まずアルコールが[[キナーゼ]]と[[アデノシン三リン酸]] (ATP) によってリン酸エステル化される。次に[[シチジン二リン酸]] (CTP) と反応し、活性アルコールとなる。これが1,2-ジグリセリドと反応することによって、グリセロリン脂質が生成する。[[ホスファチジルセリン]]はホスファチジルエタノールアミンの[[メチル化]]によっても生じる。<ref>http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/triglyc.htm</ref>。
 
スフィンゴリン脂質(スフィンゴミエリン)は、以前は [[スフィンゴシン]]のアミノ基が[[アセチルCoA]]によってアセチル化されて[[セラミド]]が生じ、次にヒドロキシル基がCTPによって活性化された[[コリン (栄養素)|コリン]]と反応してスフィンゴミエリンが生成するものと考えられていた。しかし、現在では中間生成物としてスフィンゴシンを経由しない経路が提唱されている<ref>http://bio.takara.co.jp/catalog/pdfs/8570.pdf</ref>, <ref>''Progress in Lipid Research'' '''2002''', ''41'' (1), 66-97. DOI:10.1016/S0163-7827(01)00020-0</ref> 。
 
== 役割 ==