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[[File:Tobe thrust fault.jpg|thumb|right|200px|砥部衝上断層]]
 
'''砥部衝上断層'''(とべしょうじょうだんそう)は、[[愛媛県]][[砥部町]]でみられる[[中央構造線]]の[[露頭]]。古い地層が新しい地層の上に重なった逆断層が、[[砥部川]]の流れによって洗い出され、砥部川に対してほぼ直角に横切るように露頭しているのを目にすることができる。川床には段差が生じ、小さい滝のようになっている。断層は1,200万年~1〜1,400万年前の[[地殻変動]]によって形成されたものと推定されている。この断層は後期[[白亜紀]]の和泉層群が、中期[[始新世]]の[[礫岩]]からなる明神層の上部に衛上しているものである。[[1921年]]に[[九州大学]](当時)の[[河村幹雄]]博士によって発見され、[[1938年]]に国の[[天然記念物]]に指定された<ref>永井浩三 『愛媛の地質』 愛媛文化双書35、1983年</ref>。
 
2007年、[[日本の地質百選]]に選定された。