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[[画像:CDR500.jpg|thumb|right|250px|marantz CDR500 CD Player]]
[[画像:STANDARD-HX620.JPG|thumb|right|250px|STANDARDブランドの[[特定小電力無線]]電話機 HX-620]]
前身はポータブルラジオやテープレコーダーなどを製造販売していた「[[スタンダード工業]]」。ポータブルラジオにおいては[[トランジスタ]]など基幹部品の自社製造は行わないものの、弱い電波を確実に捕捉する受信性能の良さや、超小型トランジスタラジオ『マイクロニック・ルビー』シリーズに代表される小型化において設計開発力・実装技術を発揮していた。その社風はSTANDARDのブランドと共に[[アマチュア無線|アマチュア無線機]]・業務用無線機などの通信機事業部に引き継がれ、ハンディ型や車載型(モービル型)のトランシーバーを長年得意としたが、[[
[[1968年]]に[[スーパースコープ (映画)|スーパースコープ]]社と提携し、後に資本参加を得たことで
CD登場直前の[[1980年]]末に世界最先端のデジタルオーディオ技術を持つ[[フィリップス]]へ売却される。フィリップス製CDプレーヤーの生産を担当。一方自社のCDプレーヤーには最新のフィリップス製部品を数多く搭載し、日本のオーディオ誌などでは国内トップメーカーのCDプレーヤーと常に肩を並べる存在となる。製品の音質検討に用いるスピーカーもスーパースコープ傘下時代のアメリカ製品から徐々に欧州製品へ移行、[[1994年]]からは一貫して[[Bowers & Wilkins|B&W]]社のスピーカーを用いている。
フィリップスの影響は音作り以外にも及び、特にプロダクトデザインの分野では1989年頃から欧州製品を思わせるスマートなデザインの製品群を続々と発表。1990年代中盤には10万円クラスのプリメインアンプ
フィリップスの傘下から独立しデノンとの経営統合を経た2002年以降は映像機器やAVアンプへの取り組みを強化する一方、[[2010年]]からは[[DLNA]]や[[AirPlay]]に対応のネットワークオーディオプレーヤーを投入するなど旧来のオーディオ製品
デノンとの経営統合前から行っていたイギリス[[Bowers & Wilkins|B&W]]社製スピーカー、アメリカaudioquest社製接続ケーブルの日本国内での輸入代理店業務は親会社にあたるディーアンドエムホールディングスディストリビューター営業部に引き継がれている。かつてはフィリップスの音響・映像製品やデンマーク[[バング&オルフセン]]社製オーディオ機器の輸入代理店をしていた時期もある。
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