削除された内容 追加された内容
Addbot (会話 | 投稿記録)
m ボット: 言語間リンク 46 件をウィキデータ上の d:q713102 に転記
40行目:
== 臨床的意義 ==
=== 性差 ===
骨盤は[[法医学]]において、頭蓋骨と並んで最も男女差の著明な骨であるため、骨盤が遺され残っていれば性別の鑑定が簡便である。
* 骨盤の中央の孔は男性では三角形に近く、女性では丸い。出産の際に胎児が通るためである。
=== 骨髄移植 ===
腸骨・坐骨の[[骨髄]]は、[[頭蓋骨]]のそれとともに、成人においても造血を行う。[[骨髄移植]]の際はこれらの骨から骨髄液を採取する。
=== 骨盤骨折 ===
[[総腸骨動脈]]・[[内腸骨動脈]]の近傍での骨折はそれらの動脈を傷つけ、致死的な[[腹腔内出血]]を起こす。交通事故や転落事故にいては、[[脊髄損傷|頸椎損傷]]・[[胸部外傷]]に次いで重篤な事態であり、それらに次ぐ優先度で骨盤の動揺・圧痛の有無を確認し、骨盤固定処置を行わなければならない。
{{See|JPTEC}}
=== 骨盤開閉 ===