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映画の構想自体は、監督の[[フランシス・フォード・コッポラ]]が1960年代中盤から暖めていたものである。コッポラによれば、脚本執筆の切っ掛けとなったのは映画監督の[[アービン・カーシュナー]]との会話であるという。カーシュナーと[[盗聴]]について話し合っている時、その技術や専門家に興味を示したコッポラに、カーシュナーが盗聴の第一人者であるハル・リップセット<ref group="注" >映画中で登場人物がリップセットについて言及するシーンがある。また、リップセットは技術アドバイザーとして映画にクレジットされた。</ref>についての資料を送ったのが始まりである。
 
リップセットのような実在の盗聴のプロフェッショナルたちの話のほか、[[ミケランジェロ・アントニオーニ]]監督作品の『[[欲望 (1967年の映画)|欲望]]』や[[ヘルマン・ヘッセ]]の『[[荒野のおおかみ]]』<ref group="注" >映画の主人公ハリー・コールの名前は、『荒野のおおかみ』の主人公ハリー・ハラーからとられたものである。</ref>といった創作物もコッポラの脚本執筆のモチーフになった<ref>Cowie p. 86</ref>。ただし当時のコッポラは映画監督としてまだ駆け出しの存在であり、自分の望んだ映画を撮れる立場ではなかったので製作は見送られることになった。
 
その後、[[1972年]]に公開された『[[ゴッドファーザー (映画)|ゴッドファーザー]]』の圧倒的な成功で監督としての名声と潤沢な撮影資金を得たコッポラが、満を持して製作に取り掛かることになった。
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