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{{テニス選手
|選手名（日本語）=ケリー・レイド
|写真=Kerry Melville.jpg
|写真サイズ=230px
|写真のコメント=ケリー・レイド
|選手名（英語）=Kerry Reid
|フルネーム（英語名）=Kerry Ann Melville Reid
|愛称=
|国籍={{AUS}}
|出身地=同・モスマン
|居住地=
|誕生日={{生年月日と年齢|1947|8|7}}
|没年日=
|死没地=
|身長=166cm
|体重=57kg
|利き手=右
|バックハンド=
|デビュー年=1963年
|引退年=1985年
|ツアー通算=34勝
|シングルス=22勝
|ダブルス=12勝
|生涯通算成績=
|シングルス通算=
|ダブルス通算=
|生涯獲得賞金=
|全豪オープン=優勝（1977）
|全仏オープン=ベスト4（1967）
|ウィンブルドン=ベスト4（1974）
|全米オープン=ベスト4（1972）
|優勝回数=1（豪1）
|全豪オープンダブルス=優勝（1968・77）
|全仏オープンダブルス=優勝（1978）
|ウィンブルドンダブルス=
|全米オープンダブルス=準優勝（1978）
|ダブルス優勝回数=3（豪2・仏1）
|全豪オープン混合ダブルス=
|全仏オープン混合ダブルス=
|ウィンブルドン混合ダブルス=
|全米オープン混合ダブルス=
|混合ダブルス優勝回数=
|シングルス最高=
|ダブルス最高=
}}
'''ケリー・レイド'''（'''Kerry Reid''', [[1947年]][[8月7日]] - ）は、[[オーストラリア]]・モスマン出身の元女子プロ[[テニス]]選手。[[1977年]]の[[全豪オープン]]女子シングルス優勝者で、[[1972年]][[全米オープン (テニス)|全米オープン]]の準優勝もある。女子ダブルスでも[[1968年]]の[[全豪オープン|全豪選手権]]（当時の名称）と[[1978年]]の[[ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]で優勝した。フルネームは ''Kerry Ann Melville Reid'' （ケリー・アン・メルビル・レイド）という。旧姓は「ケリー・メルビル」（Kerry Melville）というが、ラズ・レイド（Raz Reid）と結婚した。種々のテニス文献の中でも、彼女の名前表記はさまざまに異なっているが、本記事では[[1977年全豪オープン (1月)|1977年全豪オープン]]優勝時の、最も広く知られた「ケリー・レイド」を見出しとして記載する。[[女子テニス協会|WTA]]ツアーでシングルス通算22勝、ダブルス12勝を挙げた。身長166cm、体重57kg、右利き。
 
== 来歴 ==
ケリー・メルビルの選手生活の最初期は、テニス史上最大の転換期である「オープン化措置」（[[グランドスラム (テニス)|テニス4大大会]]にプロ選手の出場を解禁すること）の実施と重なっていた。この措置が実施された[[1968年]]以後の時代を、テニスの「[[オープン化時代]]」（Open Era）と呼び、それ以前の時代とは明確に区別している。オープン化時代が始まる前から、ケリー・メルビルは[[1966年]]に「全米クレーコート選手権」の女子ダブルス部門で優勝し、[[1967年]]から女子テニス国別対抗戦「フェデレーション・カップ」（現在の名称は[[フェドカップ]]）の[[オーストラリア]]代表選手となった。[[1968年]]から「オープン化措置」が実施され、地元オーストラリア開催の4大大会は[[1969年全豪オープン|1969年]]から「[[全豪オープン]]」の名称となる。その翌年、[[1970年]]の[[1970年全豪オープン|全豪オープン]]でケリー・メルビルは初めての女子シングルス決勝に進出したが、[[マーガレット・スミス・コート|マーガレット・コート]]に 1-6, 3-6 で敗れて準優勝に終わっている。（コートはこの勝利を皮切りに、女子テニス史上2人目の「[[グランドスラム (テニス)|年間グランドスラム]]」への道を歩み始めた。）[[1972年]]の[[1972年全米オープン (テニス)|全米オープン]]では、2度目の4大大会決勝進出で[[ビリー・ジーン・キング]]に 3-6, 5-7 で敗れ、ここでも準優勝で止まった。その後、彼女は同じテニス選手のラズ・レイドと結婚した。
 
[[1977年]]の全豪オープンは、年頭の[[1977年全豪オープン (1月)|1月開催]]と年末の[[1977年全豪オープン (12月)|12月開催]]の2度行われた。コート夫人に決勝で敗れてから7年後、既婚選手となったケリー・メルビル・レイドは年頭の1月開催の大会で優勝を果たし、決勝で同じ[[オーストラリア]]の[[ダイアン・フロムホルツ]]を 7-5, 6-2 で破った。年末の12月開催の大会では、出産から復帰したばかりの[[イボンヌ・グーラゴング|イボンヌ・グーラゴング・コーリー]]に準決勝で敗れ、大会2連勝を逃した。
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レイドは[[1979年]]までフェデレーション・カップの[[オーストラリア]]代表選手を務め、この年を最後に競技生活の第一線から退いた。その後、[[1983年]]から[[1985年]]まで4月の[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[サウスカロライナ州]]「ヒルトンヘッド」大会のみに出場したが、[[1985年]]4月のヒルトンヘッド大会を最後に現役を引退した。
 
== 4大大会優勝 ==
* [[全豪オープン]] 女子シングルス：1勝（1977年）/女子ダブルス：2勝（1968年・1977年） ［1977年の女子シングルス優勝は、1月開催、女子ダブルス優勝は12月］
* [[全仏オープン]] 女子ダブルス：1勝（1978年）
{| class="wikitable"
|-
!年!!大会!!対戦相手!!試合結果
|-style="background: #FD5"
| [[1977年]] || [[1977年全豪オープン (1月)|全豪オープン]] || {{flagicon|Australia}} [[ダイアン・フロムホルツ]] || 7-5, 6-2
|-
|}
 
== 参考文献 ==
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* {{WTA|id=6805|name=ケリー・レイド}}
* {{Fed Cup|20003750|ケリー・レイド}}
* {{ITF|w|20003750|ケリー・レイド}}
 
{{全豪オープン女子シングルス優勝者}}
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