「吉永さん家のガーゴイル」の版間の差分

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喋る石像'''ガーゴイル'''を主役とし、その周囲の生活を主軸として巻き起こる騒動を描くファンタジー([[エブリデイ・マジック]])作品。出版社より「'''ご町内ハートフル[[コメディ]]'''」という触れ込みで派生作品を含むシリーズ作が展開された。
 
本編に相当する『'''吉永さん家のガーゴイル'''』と、主人公および舞台となる土地が異なる(世界は同じ)番外編である『'''ガーゴイルおるたなてぃぶ'''』の2作品が存在する。この2作は互いに独立した物語ではあるものの、同時に[[ハイパーリンク (劇作手法)|緊密な連携]]が取られており、本編で張られた伏線が番外編で回収される、もしくはその逆(番外編の伏線が本編で回収される)を用い、双方の物語を動かす手法が取られている。無論、一方のシリーズだけで物語を読む事は可能であるが、双方を読んで時間軸を整理していくと、より深い形で物語の進行や登場人物の行動を理解できる。
 
『吉永さん家のガーゴイル』第1作(第1巻・無印)は[[エンターブレイン]]主催『[[エンターブレインえんため大賞小説部門|第5回 エンターブレインえんため大賞・小説部門]]』大賞受賞作。同時に著者である田口仙年堂にとってはデビュー作となる。