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[[IA-32]]をサポートするため、[[Itanium]]は特殊なジャンプ命令で32ビットモードに移行する。IA-32命令はItaniumの各機能ユニットで実行される。しかし、ItaniumはEPICスタイルの命令を高速に実行するよう設計されているため、アウト・オブ・オーダー実行機能を持っておらず、IA-32コードの実行はIA-64モードと比較しても[[Pentium]]系プロセッサと比較しても非常に性能的に不利である。例えば、Itaniumの機能ユニットは通常の[[演算論理装置|ALU]]での計算の副作用のため整数フラグを自動的には生成しないし、境界が整っていないメモリロードを複数続けて行うようにはできていない。[[Linux]]や[[Microsoft Windows|Windows]]上で動作するIA-32ソフトウェアエミュレーターがあるが、ハードウェアがIA-32モードで実行するよりもエミュレータで実行した方が約50%高性能である。
Windowsエミュレータはマイクロソフトから、LinuxエミュレータはNovellのようなLinuxベンダーから入手可能である。Itanium 2のMontecitoからはハードウエアデコーダは削除され、[[Unified Extensible Firmware Interface|Extensible Firmware Interface]] (EFI) でIA-32エミュレータがロードされる様になった。
== 採用 ==
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