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RTEMS は[[POSIX]]や[[μITRON]]といった各種オープンAPI標準をサポートするよう設計されている。もともとのAPIは Classic RTEMS API と呼ばれており、Real-Time Executive Interface Definition (RTEID) 仕様に基づいている。また[[FreeBSD]]の[[インターネット・プロトコル・スイート|TCP/IPスタック]]や、[[Network File System|NFS]]や[[File Allocation Table|FAT]]といった各種ファイルシステムをサポートしている。
RTEMSでは[[メモリ管理]]や[[プロセス管理]]を行わない。POSIXの用語で言えば、シングルプロセス・[[スレッド (コンピュータ)|マルチスレッド]]環境を実装している。そのため、POSIXサービスのうち、メモリマッピング、プロセス生成、共有メモリといった関連の部分は提供していない。RTEMS は POSIX Profile 52 すなわち "single process, threads, filesystem" にほぼ相当する<ref>
RTEMSは様々な分野で利用されている。[[EPICS]]コミュニティでもRTEMSサブミッタとして活動している人が複数存在する。宇宙開発においても、[[SPARC]]、[[ERC32]]、[[LEON]]、[[MIPSアーキテクチャ|MIPS]] [[Mongoose-V]]、[[Coldfire]]、[[PowerPC]]といったマイクロプロセッサが使われているため、RTEMSが活躍している。[[マーズ・リコネッサンス・オービター]]では Electra ソフトウェアラジオにRTEMSが使われている<ref name="NASA">{{cite web |url= http://trs-new.jpl.nasa.gov/dspace/bitstream/2014/39788/1/06-0474.pdf |title=Real Time Mars Approach Navigation aided by the Mars Network |accessdate=2008-01-25 |format=PDF |publisher=NASA}}</ref>。
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