「カルバニア物語」の版間の差分

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: アンヌとタキオの息子にしてフランの異母兄弟。リアンダとの愛のない夫婦生活よりも愛するアンヌとその息子であるアトスを溺愛し、正妻の子であるフランを無視してカフに育てさせるタキオにはいつも悩んでいた。
: やがてフランを遠方に住む中年女の結婚相手にするという、俗にいう政略結婚をタキオがもちかけて、エキューを巻き込む大騒動に。それでも彼が乱入してフランとの兄弟の愛情をカフとハル親子、そしてエキューの協力もあってタキオに示すことに成功。タキオを改心させることにも成功し、政略結婚も無しになった。後にタキオがアンヌと結婚したおかげで愛人の子ではなく正式にタキオの息子となる。
: 愛人の子であるというレッテルのせいで、過去に物置に閉じ込められて犬をけしかけられたり、食事に針やガラスの破片が入っていたという相当ひどいイジメをうけていた模様。だがおかげでジャンヌ及び彼女の部下のメイド達からも無視されたり「消えろ私生児!」と罵倒されてもほとんどあまり気にしなくなったという、相当強い忍耐力の持ち主でもある。
; カフ・スタン・ストーク
: バスクの使用人。動物の飼育に関する才能があり、それが縁となって幼少期のフランの世話をなしくずし的に任された。この時リアンダがフランの養育費をカフの両親に渡さなかったため、フランの養育に露骨に手を抜く母親を見かねて(この時の母の台詞が「めんどくさいのよ」「あーら気づかなかった」であり、カフと違ってフランを無償で世話する気がゼロな現金な性格だったのは明白である)リアンダの息子を育てることになった。聡明な男だが、赤子の時は病弱で色つやも悪かったフランを世話してきたせいか、彼のことになると過保護になるため「男ばあや」と揶揄されることがある。20代後半だが、16、7歳ぐらいの少年にしか見えないため、「若すぎる外見」を気にしている。
; ジャンヌ
: タキオやフランといったバスクの領主一族が住む館のメイド長。メイドとしての腕は高いが同時に非常にプライドが高く、視野が狭い。かつては酒場の女給だったアンヌをタキオと結婚して領主夫人となっても絶対に認めず、タキオに酒場の女を勧めたとして、カフと父のハルをも裏切り者扱いして敵視していた。さらに彼女とその部下のメイド達はアンヌとその息子アトスを徹底的に無視(アトスに関しては罵倒)していた。
: 後にそのことがタキオに発覚して、当然ながら領主夫人の言うことを聞かない部下のメイドはみんなクビにすると宣告された時は自業自得であるにもかかわらず被害者ぶって顔に手を当てて泣いていた(ちなみにそんなことがあっても、ジャンヌの部下のメイド達はアンヌを無視し続けた<カルバニア物語の11巻の169ページを参照>)
: 幸い優しいアンヌの計らいにより、公爵邸のメイド達の一部とジャンヌたちを入れ替えてみたらどうかという提案が起こり、カルバニアに転属。エキュー傍若無人ぶりに愛想を尽時アトスは「カルバニアら来たメイドさんやさて反省してるのでバスクに戻してほなー。消えろ私生児!!とか言ったりんだー幸せ…♡」言っており(カルバニア物語11巻176ページを参照)たまにアンヌ夫人に懇願し涙を浮かべ喜んでるが、都会た。彼水に洗われ、年が経つごとに痩せ喜び方からし美しくなるジャンヌと配下のメイド達がどれほど陰湿ないやがらせをアンヌはバとアト親子戻すつもりはないらい。もちろん善意によるもで過去に受けたイジメを根に持っていかが伺えわけではない
: 後にエキューの傍若無人ぶりに愛想を尽かして反省しているのでバスクに戻してほしいと、たまにアンヌ夫人に懇願しているが、都会の水に洗われ、年が経つごとに痩せて美しくなるジャンヌをアンヌはバスクに戻すつもりはないらしい。もちろん善意によるもので過去に受けたイジメを根に持っているわけではない。
; ハイゼン侯爵
: ゴルゴン織りの工場を領地にいくつか所有している。イギリス紳士のような堅物で、男尊女卑。リアンダのことは愛していた。その息子であるフランの将来も気にかけている。