「スラヴ人」の版間の差分

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スラヴ語の共通性を基盤とするスラヴ全体の共通性を強調する態度は[[汎スラヴ主義]]と呼ばれ、[[国民楽派]]、[[第一次世界大戦]]と[[民族国家]]、旧[[東ヨーロッパ|東欧]]の概念などの重要な[[アイデンティティ]]ともなったが、[[文化]]・[[宗教]]面ではスラヴ各民族ごとに異なるアイデンティティを持っており、[[ロシア]]・[[ポーランド]]関係、旧[[ユーゴスラビア]]などのように血を流し合って[[対立]]する矛盾した面を持っている。
 
特にポーランドは[[ポーランド語]]を共通語として話すが、[[ポーランド・リトアニア共和国]]に至るまで続いた「[[コモンウェルス]]」の歴史的背景から非スラヴ語圏の出自やその混交の家系の人々が多く、伝統的にスラヴを民族と捉える意識が希薄で、「スラヴ」とは単に言語的な括りにすぎないと認識している。19世紀に盛んだった汎スラヴ運動において、ポーランドの人々が関わることは一切なかった。
 
== 分布 ==