「クビレズタ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m編集の要約なし
26行目:
[[日本]]では[[南西諸島]]に、日本国外では[[東南アジア]]や[[オセアニア]]等の浅海域に分布する。主に、[[海岸|潮間帯]]の下部から漸深帯の砂地に生育する。
 
長さ2~5m2-5m程度まで成長する。[[匍匐茎]](ランナー)を伸ばし、匍匐茎の途中から直立する茎が生える。この直立する茎が食用になる部位で、球状の小枝(葉のような形状)が密生しており、「海ぶどう」の由来にもなっている。また、和名のクビレズタは、直立する茎と小枝の間がくびれていることにちなむ。
 
海水水槽で観賞用に栽培されることもある。
 
== 食用 ==
[[沖縄県]]では、昔から食べられており、その形状から'''海ぶどう'''や'''グリーンキャビア'''と呼ばれている。生で、[[醤油]]や[[三杯酢]]等をタレのように浸けながら食べる。[[刺身]]の付け合わせにもされる。ご飯の上にのせて三杯酢をかけた「海ぶどう丼」や、味付けせずに[[沖縄そば]]の上に乗せて「海ぶどうそば」として食べることもある。調味液に長く浸すと、プチプチとした食感をもたらす粒状の部分がしぼんでしまう。また低温に弱く、[[冷蔵庫]]で保存すると萎んでしまうので常温で保存する。3~43-4日間は常温で問題なく保存できる。
 
== 養殖 ==