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[[中華民国]]においては、[[第一次世界大戦]]で[[北洋政府]]が接収したドイツ、オーストリアの[[租界]]を、租界時代の行政制度や外国人の参政権を認める「特別区」としたのに続き、[[ロシア革命]]後にソ連から返還された[[租界]]も特別区とされたが、[[国民政府]]のもとで廃止されたり、自治権を縮小された。
 
[[中華人民共和国]]では現在、[[1997年]]にイギリスから返還された[[香港]]や、[[1999年]]にポルトガルから返還された[[マカオ]]が特別行政区となっている([[一国二制度]]を参照)。特別行政区は[[グリーンランド]]に代表される、宗主国より大幅な自治権を与えられた海外領土(自治領)とほぼ同義のものであり、国際的な統計では「その他地域」に該当するリストに掲載される場合が多い。この場合、{{要出典|=香港やマカオは中華人民共和国を宗主国とする海外領土に相当すると言える|date=2013年8月}}
 
このほか、[[朝鮮民主主義人民共和国]]において[[2002年]]に[[新義州特別行政区]]が設置されたが、同行政区の初代行政長官に就任した人物が[[脱税]]などの容疑で中国政府により身柄を拘束されたのを機に、同特別行政区は事実上凍結状態にある。