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一部では、法治国家の対義語として'''人治国家'''(じんちこっか)という語を用いることがある。法治国家が[[憲法学]]や[[行政法学]]の講学上の用語であるのに対して、こちらは俗語。時の政権の恣意で法律解釈が変えられるような状態の国家を指して云われる。
 
一党独裁体制や軍政も広義で此に含まれ、[[1980年代]][[中国]]の民主化運動においては、「人治ではなく法治を」のスローガンが用いられたこともあった。
 
[[黄文雄 (評論家)|黄文雄]]はその著書の中で中国に対し、[[中華思想]]と併せて「自ら奴隷たらん事を望む」とその本質を痛烈に批判しており、[[魯迅]]も嘗て著書の「[[阿Q正伝]]」を通じて、その批判と漢民族の啓蒙を行っていた。
 
近年では、[[日本]]の[[第2次安倍内閣]]における[[内閣法制局]]長官]]の人事がこのように評される(法学者から外交官に変えられた)。
 
==その他==