「スケルツォ」の版間の差分

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スケルツォは、[[メヌエット]]に代わって多楽章形式の器楽作品に組み込まれるようになり、[[室内楽曲]]に[[ハイドン]]が導入したり、器楽[[ソナタ]]や[[交響曲]]に[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]が導入したのをきっかけに、頻繁に用いられるようになった。
 
楽曲の性格を現す語であり、特定の形式や拍子テンポに束縛されない。ただし、初期のものは、テンポが速いことを除けば、3 拍子だったり、舞踏的な性格を持ったり、トリオ(中間部)を持つ[[複合三部形式]]をとったりと、メヌエットの性質を借用していることが多い。主部は「舞踏的な性質」「歌謡的性質の排除」「強拍と弱拍の位置の交代」「同一音型の執拗な繰り返し」「激しい感情表現」などが目立ち、中間部は逆に「歌謡的な性質」「牧歌的な表現」が目立つことが多いのは、緩徐楽章との対照を狙っていると考えられている。
 
==主要曲==