「山岳戦」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
構成変更、加筆など。「ポドハレ狙撃兵」は記事名を限定するものではありません。ちなみにpodhalańscyは地名。Strzelcyはドイツ語のSchützenに対応するようです。en:Schützen (military)参照。
5行目:
== 概要 ==
山岳戦とは[[山地|山岳地帯]]や[[高地]]における作戦・戦闘である。山岳戦の主役は山岳兵のような軽歩兵である。山岳戦では車両類の使用に大きな制限を受け、遮蔽物や視界・射界で優位を占める高台に位置する緊要地形・掩体・[[陣地]]・拠点を巡る戦いが多くなる。起伏が激しい地形であるために、隊形や視界などが混乱する場合があり、高地においては体力の消耗が激しい上、呼吸が困難になり[[高山病]]の危険性もある。また、高地においては天候の変化が激しく、[[クレバス]]や[[雪崩]]にも注意を要する。山岳地帯においては車両の機動力も著しく減衰する。一方[[ヘリボーン|ヘリコプター]]は機動力を発揮できるものの天候の悪化や降着地点が制限され、低空飛行の場合は[[地対空ミサイル]]の的になりやすい。
 
==山岳部隊==
山岳戦を展開するための部隊である。高度な登山技術やサバイバル術を備える。また重装備を多く携行できないため、山岳兵自身の戦闘能力に頼らざるを得ず、空挺部隊や海兵隊と並ぶ精鋭歩兵とされる事が多い。
大陸国家は山岳部を自然国境になっている場合が多いため、大規模な山岳部隊を有している事が多い。とりたて欧州では伝統ある山岳部隊が多く編成されている。
 
== 関連項目 ==
;==山岳戦が展開された戦争・紛争==
* イタリア戦線
** [[イタリア戦線 (第一次世界大戦)|第一次]]
18 ⟶ 19行目:
* [[ミャンマー内戦]] - [[シャン州]]及び[[カチン州]]、[[カレン州]]
* [[アフガニスタン侵攻]]
 
;==山岳戦を得意とする部隊==
* [[第13普通科連隊]]
* [[第10山岳師団 (アメリカ軍)]]
* [[アルピーニ]]
* [[アルペン猟兵]]
* [[ミャンマー軍]] - 1980年代まで山岳戦及び対ゲリラ戦に適応する軽歩兵部隊の育成に注力。上記の第10山岳師団を参考としていた。
* [[第27山岳歩兵旅団 (フランス陸軍)]]
** [[山岳アルペン猟兵]]
* [[山岳猟兵]]([[ドイツ軍]]、[[オーストリア軍]])
* [[Special Services Group]]
* [[アルピーニ]]([[イタリア軍]])
;その他
* [[第13普通科連隊]](日本の[[自衛隊]])
* [[第33独立自動車化狙撃旅団 (ロシア陸軍)]]
* [[第34独立自動車化狙撃旅団 (ロシア陸軍)]]
* {{仮リンク|山岳猟兵 (ルーマニア軍)|ro|Vânători de munte}}
* {{仮リンク|ポドハレ狙撃兵|pl|Strzelcy podhalańscy}}
* [[ミャンマー軍]] - 1980年代まで山岳戦及び対ゲリラ戦に適応する軽歩兵部隊の育成に注力。上記の第10山岳師団を参考としていた。
* [[Special Services Group]]([[パキスタン軍]])
 
== 関連項目 ==
* [[山砲]]
* [[雪中戦]]
* [[森林戦]]
* [[アルペン猟兵]]
* [[レンジャー]]
 
 
{{DEFAULTSORT:さんかくせん}}