「大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件」の版間の差分

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その後10月1日の夜に、大阪地検元特捜部長・[[大坪弘道]]<ref>大阪地検特捜部長の後、京都地検次席検事。逮捕の1時間前に大阪高検総務部付に異動</ref>及び大阪地検元特捜部副部長・[[佐賀元明]]<ref>大阪地検特捜部副部長の後、神戸地検特別刑事部長。逮捕の1時間前に大阪高検総務部付に異動</ref>が、犯人隠避容疑で逮捕された。大阪地検公判部長・谷岡賀美も、「証拠が改ざんされた疑いがある」との報告を受けつつ、公判を続けていたとして、本件の[[参考人]]として最高検から聴取を受けたが、犯人隠避への関与はなかったとして、起訴等の刑事処分はされなかった<ref>2010/10/18 日本経済新聞</ref>。
 
また、2010年10月7日、大阪地検特捜部検事を務めていた[[上田敏晴]]<ref>この当時は[[法務省刑事局]]付検事</ref>が、[[障害者郵便制度悪用事件]]の被告人である新生企業元取締役に対し、脅迫的な取り調べをした疑いがあるとして、[[大阪地方裁判所]]は証拠採用請求されていた[[供述調書]]のうち、上田が作成した12通を却下した<ref>{{cite news |title=検事、脅して調書作成か 郵便不正、12通証拠不採用 |newspaper=朝日新聞 |date=2010-10-07 |url=http://www.asahi.com/national/update/1007/OSK201010070154.html}}{{リンク切れ|date=2011年9月}}</ref>。これを受けて、翌10月8日に、最高検察庁で次長検事の伊藤鉄男が会見を開き、「批判される面があっても仕方がないのかなと思う」と述べ、検証を行うことを明らかにした<ref>東京新聞2010年10月9日 朝刊</ref>。
 
=== 改ざんと対応の経緯 ===