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|職業 = [[ゲームクリエイター]]、[[キャラクターデザイナー]]、[[実業家]]
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'''稲船 敬二'''(いなふね けいじ、[[1965年]][[5月8日]] - )は[[日本]]の[[ゲームクリエイター]]、[[キャラクターデザイナー]]、[[実業家]]。株式会社コンセプトcomceptおよびインターセプト株式会社intercept[[代表取締役]]
 
== 来歴 ==
=== カプコン入社 ===
[[大阪府]][[岸和田市]]出身。[[大阪デザイナー専門学校]]を卒業後<ref name="denshi">{{Cite book|和書 |author= 後藤勝 |year= 2000 |title= カプコン 電子の猛者たち ゲーム世紀に生きる32人へのインタビュー集 |publisher= エンターブレイン |isbn= 4-7577-0054-7}}</ref>、[[イラストレーター]]として株式会社[[カプコン]]へ入社。初仕事は[[1987年]]の『[[ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]』だった。その後まもなく、[[任天堂]][[ファミリーコンピュータ]]用[[ゲームソフト]]のプロジェクトに就き、『[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]]』のキャラクターデザインを担当。その後、その2作品のキャラクターはカプコンの中心的キャラクターとなり、稲船自身は『ロックマン』シリーズのディレクションを担当するようになった。また、『[[バイオハザード2]]』、『[[鬼武者]]』、『[[ロックマンエグゼシリーズ|ロックマンエグゼ]]』シリーズのプロデュースも担当し、大ヒットを記録した。[[2010年]]8月2日放送の『[[日経スペシャル カンブリア宮殿|カンブリア宮殿]]』に出演した際「どんな判断や?」「金、ドブに捨てる気か?」と発言したことがインターネット上で話題となり、「どん判金ドブ」と略されて流行した<ref>{{Cite news|author=|date=2010-11-19|url=http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1011/19/news112.html|title=日々是遊戯 : あなたは正しく使っていますか? 今年のネット流行語「どん判金ドブ」「そんな装備で大丈夫か?」|newspaper=ITmedia Gamez|accessdate=2011-03-25}}</ref>。この語は、[[ネット流行語大賞]]2010にノミネートされた<ref>{{Cite news|author=|date=2010-11-18|url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110118/its1101181100006-n1.htm|title=ネット流行語大賞・女子中高生ケータイ流行語大賞2010 全候補40語リスト+|newspaper=MSN産経ニュース|accessdate=2011-03-25}}</ref>。[[2011年]]9月には2冊目となる著書『どんな判断や!』を出版した<ref>{{Cite news|title=稲船敬二氏待望の書籍第2弾『どんな判断や!』名クリエイターが明かす“判断”の極意とは!?|author=|newspaper=ファミ通.com|date=2011-09-22|url=http://www.famitsu.com/news/201109/22050795.html|accessdate=2011-09-22}}</ref>。
[[大阪府]][[岸和田市]]出身。[[大阪デザイナー専門学校]]を卒業後<ref name="denshi">{{Cite book|和書 |author= 後藤勝 |year= 2000 |title= カプコン 電子の猛者たち ゲーム世紀に生きる32人へのインタビュー集 |publisher= エンターブレイン |isbn= 4-7577-0054-7}}</ref>、[[イラストレーター]]として株式会社[[カプコン]]へ入社。初仕事は[[1987年]]の『[[ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]』だった。その後まもなく、[[任天堂]][[ファミリーコンピュータ]]用[[ゲームソフト]]のプロジェクトに就き、『[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]]』のキャラクターデザインを担当。その後、その2作品のキャラクターはカプコンの中心的キャラクターとなり、稲船自身は『ロックマン』シリーズのディレクションを担当するようになった。また、『[[バイオハザード2]]』、『[[鬼武者]]』、『[[ロックマンエグゼシリーズ|ロックマンエグゼ]]』シリーズのプロデュースも担当し、大ヒットを記録した。
 
『[[エアーマンが倒せない]]』をきっかけに『[[ロックマン9 野望の復活!!]]』で使用した素材をフリーで使用可能にするなどのサービスも行った。[[2010年]]には稀代のゾンビ映画好きが高じ、プロデュースしたゾンビゲーム『[[デッドライジング2]]』プロモーションの一環として、映画『屍病汚染 DEAD RISING』を初監督した。
2010年11月にカプコンを退社。同年12月に株式会社comceptそして2011年1月株式会社interceptを設立し、両社の代表取締役に就任。
 
2012年発売予定の『海王』(ニンテンドー3DS)、『SOUL SACRIFICE』(PS VITA)ではコンセプターを務める<ref>[http://www.maql.co.jp/product/kaio/ 海王(かいおう)公式サイト]</ref><ref>[http://www.jp.playstation.com/scej/title/soulsacrifice/ja/introduction/ SOUL SACRIFICE &#166; プレイステーション&reg; オフィシャルサイト]</ref>。
[[大阪府]][[岸和田市]]出身。[[大阪デザイナー専門学校]]を卒業後<ref name="denshi">{{Cite book|和書 |author= 後藤勝 |year= 2000 |title= カプコン 電子の猛者たち ゲーム世紀に生きる32人へのインタビュー集 |publisher= エンターブレイン |isbn= 4-7577-0054-7}}</ref>、[[イラストレーター]]として株式会社[[カプコン]]へ入社。初仕事は[[1987年]]の『[[ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]』だった。その後まもなく、[[任天堂]][[ファミリーコンピュータ]]用[[ゲームソフト]]のプロジェクトに就き、『[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]]』のキャラクターデザインを担当。その後、その2作品のキャラクターはカプコンの中心的キャラクターとなり、稲船自身は『ロックマン』シリーズのディレクションを担当するようになった。また、『[[バイオハザード2]]』、『[[鬼武者]]』、『[[ロックマンエグゼシリーズ|ロックマンエグゼ]]』シリーズのプロデュースも担当し、大ヒットを記録した。[[2010年]]8月2日放送の『[[日経スペシャル カンブリア宮殿|カンブリア宮殿]]』に出演した際「どんな判断や?」「金、ドブに捨てる気か?」と発言したことがインターネット上で話題となり、「どん判金ドブ」と略されて流行した<ref>{{Cite news|author=|date=2010-11-19|url=http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1011/19/news112.html|title=日々是遊戯 : あなたは正しく使っていますか? 今年のネット流行語「どん判金ドブ」「そんな装備で大丈夫か?」|newspaper=ITmedia Gamez|accessdate=2011-03-25}}</ref>。この語は、[[ネット流行語大賞]]2010にノミネートされた<ref>{{Cite news|author=|date=2010-11-18|url=http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110118/its1101181100006-n1.htm|title=ネット流行語大賞・女子中高生ケータイ流行語大賞2010 全候補40語リスト+|newspaper=MSN産経ニュース|accessdate=2011-03-25}}</ref>。[[2011年]]9月には2冊目となる著書『どんな判断や!』を出版した<ref>{{Cite news|title=稲船敬二氏待望の書籍第2弾『どんな判断や!』名クリエイターが明かす“判断”の極意とは!?|author=|newspaper=ファミ通.com|date=2011-09-22|url=http://www.famitsu.com/news/201109/22050795.html|accessdate=2011-09-22}}</ref>。
 
=== カプコン退社 ===
2010年11月にカプコンを退社<ref>{{cite web| author=Kazuhisa | date=2010-10-29 | url=http://www.4gamer.net/games/084/G008467/20101029004/ | title=稲船敬二氏は,何を思い,何を考え,何を目指してカプコンを辞めていくのか。渦中の氏に直撃インタビュー| publisher=4gamer.net | accessdate=2010-12-20}}</ref>。同年12月に株式会社comceptそして2011年1月株式会社interceptを設立し、両社の代表取締役に就任。
 
「稲船塾」の開講といった若者などの育成にも取り組んでいる。
 
2012年発売予定の『海王』([[ニンテンドー3DS)3DS]])、『[[SOUL SACRIFICE]](PS([[PlayStation VITA)Vita]])ではコンセプターを務める<ref>[http://www.maql.co.jp/product/kaio/ 海王(かいおう)公式サイト]</ref><ref>[http://www.jp.playstation.com/scej/title/soulsacrifice/ja/introduction/ SOUL SACRIFICE &#166; プレイステーション&reg; オフィシャルサイト]</ref>。
 
2013年には[[Kickstarter]]で『[[Mighty No.9]]』を発表<ref>{{cite web|url=http://www.4gamer.net/games/231/G023154/20130903019/|title=新作「Mighty No.9」を発表したばかりの稲船敬二氏にインタビュー。ゲーマー達がクリエイターに“直接”投資するKickstarterが定着すれば日本ゲーム業界の未来が変わる?|accessdate=2013-9-12}}</ref>。
 
== 略歴 ==
* 2006年10月2日 - 同日に設立された株式会社[[ダレット]]代表取締役社長に就任。
* 2010年10月末 - 株式会社ダレット代表取締役社長、および株式会社カプコンの執行取締役を辞任。
* 2010年12月1日 - 株式会社コンセプトcomcept設立。
* 2011年1月12日 - 株式会社インターセプトintercept設立。
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== 人物 ==
{{独自研究|section=1|date=2010年12月}}
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一方で、『ストリートファイター』シリーズを手掛ける[[船水紀孝]]や[[岡本吉起]]らの、コストを度外視してまで高クオリティな[[ドット絵]]作品を作ろうとする姿勢を批判したり、「ゲームである以上は売れる事が第一」とする趣旨の発言をした事などから(企業に属する人間として至極当然の考えではあるものの、エンドユーザーの心理として)「クリエイターというよりも経営者」、「売上至上主義者」といった捕らえ方をされる事もある。
 
とはいえ、あくまで「会社としては」や「コストを度外してもよいならば」と前置きした上での発言や、前述したゲーム製作者として誇りを持つ発言など、会社と個人を分けてコメントすることも多く、現実主義なだけでありファンサービスなども忘れない人物である。『[[エアーマンが倒せない]]』をきっかけに『[[ロックマン9 野望の復活!!]]』で使用した素材をフリーで使用可能にするなどのサービスも行っている。
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[[2010年]]には稀代のゾンビ映画好きが高じ、プロデュースしたゾンビゲーム『[[デッドライジング2]]』プロモーションの一環として、映画『屍病汚染 DEAD RISING』を初監督した。
 
== 作品 ==
*[[ロックマンシリーズ]]
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== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
<div class="references-small"><references /></div>
{{Reflist|2}}
 
== 外部リンク ==
*[http://inafunejuk.exblog.jp/ 稲船塾]
*[http://inafking.exblog.jp/ Keiji Inafune だぜ!!] - 個人ブログ
*[http://comcept.co.jp/ 株式会社 comcept]