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'''ポスト・グランジ''' (''Post-Grunge'') とは[[1990年代]]前半に[[グランジ]]から大きな影響を受け、派生した[[オルタナティヴ・ロック]]のサブジャンルである。グランジから大きな影響を受けているとされる。
 
音楽性としては[[ディストーション (音響機器)|ディストーション]]をかけたギター、苦悩に満ちた歌詞、グランジの持つ特徴であるそして「静と動のダイナミックさ」からの影響が挙げられるがといった、グランジ特有の影響を受けつつも、より商業的で、[[ラジオ]]受けの良い制作、[[マスタリング]]がなされている。
 
例外はあるが、多くのポスト・グランジバンドはグランジからの影響について触れないことが多い。かえって彼らはグランジそのものに影響を及ぼした[[メルヴィンズ]]、[[レッド・ツェッペリン]]、[[ブラック・サバス]]などのバンドや[[ブラック・フラッグ]]のような[[パンク・ロック|パンク・ロック]]バンドについてしばしば言及する。しかし、それらのバンドからの影響の関係はそれほど目立ったものではなく、彼らの人気をより高いものにしたのは、やはりグランジからの影響が大きい。
 
最初に大きな成功をつかんだポスト・グランジ・バンドのアルバムは[[イギリス]]のバンド、[[ブッシュ (バンド)|ブッシュ]]による『''Sixteen Stone''』(1994年)と[[ライブ (バンド)|ライブ]]の『''Throwing Copper''』(1994年)で、後に[[コレクティブ・ソウル]]、[[シルヴァーチェアー]]、[[キャンドルボックス]]といったバンドが後に続いた。
 
1994年からポスト・グランジは全体としてオルタナティブ・ロックと共にグランジを追い抜いて[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のロックの主流となり、199090年代の終わりには[[クリード]]が大きな成功を得た。
 
今日では1990、90年代以降に登場したバンド、[[シーザー (バンド)|シーザー]]、[[ニッケルバック]]、[[パドル・オブ・マッド]]、[[セオリー・オブ・ア・デッドマン]]、[[スリー・ディズ・グレイス]]、[[ブレイキング・ベンジャミン]]、[[マッチボックス・トゥエンティ]]、[[3ドアーズ・ダウン]]、[[サーティー・セカンズ・トゥー・マーズ]]、[[ステインド]]などが商業的成功を得ている。しかし日本では、このジャンルの多くほとんどのバンドの知名度は日本では低い。
 
== ポスト・グランジに分類されるアーティスト ==