「ゼネラル・エレクトリック F414」の版間の差分

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[[2005年]]までに10パーセントの出力増加を目標にF414の設計は行われた。[[F/A-18E/F (航空機)|F/A-18E/F スーパーホーネット]]が長期に渡る寿命のなかで、新たな役割と刻々と変わる環境の変化に対応できるようにするためであった。最初のF414は従来の[[F/A-18 (航空機)|F/A-18 ホーネット]]に搭載されていたF404よりも35パーセント増しの出力を発揮できた。
 
F404よりさらに元を辿ると、[[YF-17 (戦闘機)|YF-17]]に搭載予定であった{{仮リンク|[[ゼネラル・エレクトリック YJ101|en|General Electric YJ101}}]]エンジンに突き当たる。これは、コンティニュアス・ブリード式と呼ばれる新概念のエンジンで、ターボファンとターボジェットの中間的なものであり、[[バイパス比]]が0.2と非常に低い。これはYF-17の不採用により量産されなかったが、その基本設計を引き継いだ(高圧コア部分が共通)F404もバイパス比が0.34と比較的低く、F414についても非公開ながらバイパス比は低いと予想される。バイパス比が低いエンジンは、搭載する機体に[[スーパークルーズ]]能力を付与するのに必須の条件であり、事実、本エンジンを搭載する[[サーブ 39 グリペン|JAS39 グリペンDemo]]やJAS39E/F グリペンNGはスーパークルーズ能力を持っているとされる。
 
最終的には推力を130kNまで上げる予定であるとされている。