「川柳川柳」の版間の差分

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==関連する演目==
*『ガーコン』
川柳の代表作とも言える演目。「ガーコン」というネタの名は、親しい後輩だった[[古今亭右朝]]が命名した。[[1994年]]10月8日の木馬亭での川柳祭にて、他の噺家が川柳のネタをやるという企画の中で[[古今亭右朝]]がこの演目を語ったが、その演目としてガーコンとプログラムに表記し、噺の中でもガーコンで通した。以降、川柳本人もこの名を使うようになった。本編中に出て来る[[脱穀機]]の動作音が由来(ガーコンガーコンと擬態語を口走る)。過去には『歌で綴る太平洋戦史』『昭和歌謡史』『歌は世につれ』などと表記された。[[軍歌]]やジャズを取り入れた[[漫談]]。
 
脱穀機のくだりで、母ちゃんが父ちゃんに声援を送ると『大ガーコン』という演題に変わる(東京かわら版2008/11、本人の証言)(ガーコンの長講が大ガーコンとなるわけではない。上演時間は関係ない)。
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*『川柳の芝浜』
ストーリーは、己の欲望の赴くままに享楽に耽る落語家に、妻が「お前さん、寄席行っておくれよぉ」と哀願する、という、[[芝浜]]の改作。噺の落語家のモデルは題名そのままに川柳である。[[快楽亭ブラック (2代目)|2代目快楽亭ブラック]]や、[[鈴々舎馬風|5代目鈴々舎馬風]]のような毒舌系落語家により語られる。本人はやらない。
 
*『ラ・マラゲーニャ』
川柳の二ツ目の頃の売り出しのきっかけともなった、圓生に「色物」と呼ばれる所以ともなった演芸。現在では寄席で主任の時は[[大喜利]]として行う。高座着の上から[[ソンブレロ]]に[[サラッペ]]のいでたちでギターを抱えて「ラ・マラゲーニャ」を歌いながら小咄を展開する。
 
*『東宝おまんこ事件』
川柳の十八番のひとつ、[[三遊亭圓生 (6代目)|6代目三遊亭圓生]]の弟子時代のしくじり噺のひとつでテレビ・ラジオでは絶対放送できない放送禁演落語。ストーリーは川柳が二つ目・さん生時代「[[エロ]]御法度(※実際「[[キンタマ]]」といっただけで永久追放になった落語家がいたという逸話が登場する)」である[[東宝]]主催の落語会「[[東宝名人会]]」で[[放送禁止用語]]である[[まんこ|おまんこ]]を高座で喋ってしまい、そのことで師匠に「木馬ならまだしも東宝で...」(この圓生の発言に「木馬館」の[[根岸吉之助]]が激怒)と咎められたが、なんと師匠も川柳と同じく生々しいことをしゃべっていた、というもの。ちなみに川柳は寄席でしか披露できない新作色艶噺を多数製作している。
 
==家族==