「伏字」の版間の差分
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== 概要 ==
[[Image:Censorship TMPD.png|thumb|right|300px|[[警視庁 (内務省)|警視庁]]検閲課による検閲の様子([[1938年]](昭和13年))]]
語句を伏せる目的には次のようなものが考えられる{{誰2|date=2013年10月}}。
#検閲や、名誉毀損とされることを避ける目的{{要出典|date=2013年10月}}
#上の目的を複雑化させ、名誉を損ねることを避けた上で言及すべく、「某社」「某氏」などのようにほのめかす、あるいはローマ字のイニシャルを使用するといったもの{{要出典|date=2013年10月}}
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#一般公衆に伝えるには品位を損なうとして、マスメディアにおいて自主的に伏せる目的{{要出典|date=2013年10月}}▼
#主に文学作品などで、原稿が破れなどで欠落していたり、汚れなどで判読できなかった場合に代用する。その際はその旨を注記することが多い{{要出典|date=2013年10月}}▼
▲#一般公衆に伝えるには品位を損なうとして、マスメディアにおいて自主的に伏せる目的
#[[パスワード]]を入力する際、他人に読み取られるのを防ぐため([[プロジェクタ]]などで出力し、公開する際、入力の場面が映し出されても読み取れなくなる){{要出典|date=2013年10月}}▼
▲#主に文学作品などで、原稿が破れなどで欠落していたり、汚れなどで判読できなかった場合に代用する。その際はその旨を注記することが多い
#[[Google]]などの[[検索エンジン]]でヒットされにくくするため(ただし、検索エンジンも性能が向上し、多少の伏字や曖昧な表現も推測して検索できるため、効果は低い){{要出典|date=2013年10月}}▼
▲#[[パスワード]]を入力する際、他人に読み取られるのを防ぐため([[プロジェクタ]]などで出力し、公開する際、入力の場面が映し出されても読み取れなくなる)
▲#[[Google]]などの[[検索エンジン]]でヒットされにくくするため(ただし、検索エンジンも性能が向上し、多少の伏字や曖昧な表現も推測して検索できるため、効果は低い)
[[第二次世界大戦]]以前の日本では[[治安維持法]]下で思想統制が行われていた。思想書や[[プロレタリア文学]]のみならず、一般の小説等でも「社会主義」、「共産主義」、「無政府主義」といった語句は検閲を免れるために伏字とされることが多かった。
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印刷技術の発達によって現在では活字による植字はほとんど行われていないが、他方、電子メディアにおいて[[文字集合]]の制約などで意図した文字が表示できない場合に伏字で補う場合がある。この伏字には「●」や<!--印刷の下駄を模した-->記号「〓」などが多く使われているようである。後者は一般に「ゲタ」と呼ばれ、元々は[[活版印刷]]における[[文選_%28出版%29|文選]]の際、見当らない漢字に対して、取敢えず適当な活字を裏返しに差しておいたものが、そのまま印刷されたことから来た記号である。語句を隠す意図はないため、例えば「[[内田百間|内田百〓]](〓は門構えに月)」のように直後や文末に注を添えることが多い。
また、記号で伏せ字をする場合、意図的に伏せ字の位置や数を調整することで、読む側に本来のものとは全く異なる単語や固有名詞、無関係な別人や団体・商品名などを誤想起させる事が可能な場合もある。また、このような例としては[[ダブルミーニング]]的な感じでも用いられる。
伏せ字について、商標の侵害を防ぐなどの意味で必要という意見もあれば{{要出典|date=2013年10月}}、商標権とはそのような趣旨のものでは無くこの場合は侵害とは無関係である(名前を出したからと言って商標の侵害にはならない)、仮に問題なら1文字伏せたところで無意味である、伏せ字を使った表記が不快であるなどの理由で否定する意見もある{{要出典|date=2013年10月}}。
== 中国語 ==
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