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[[:en:Cessna 170|モデル170]]がモデル172へと発展したのと同様に、本機は[[:en:Cessna 180|モデル180]]をベースとしている。180は170のエンジンを強化したモデルで、高性能かつ[[航空機の離着陸方法#短距離離着陸機|STOL性]]を備えた多用途機を狙って開発された機体だった。セスナ社の設計チームは、180には高級自家用機およびビジネス機としての可能性もあると考え、降着装置を前輪式に変更した機体を開発した。これがモデル182であり、[[1955年]]9月に初飛行した。その2年後に登場した182Aからは、スカイレーンの愛称も与えられた。
 
外見は172とよく似ており、一見すると区別がつきにくいが、182の方が強力かつ大型のエンジンを搭載しており、全長は182の方が若干長い。また、182は後部キャビン窓にフレームがなく、[[方向舵|ラダー]]の長さも短い(172は水平尾翼の下にまで伸びているが、182は水平尾翼の上で止まっている)。
 
172と同様、年を経るに従い少しずつ改良が加えられ(特に[[1960年代]]はセスナ社の意向で当時の自動車メーカーと同様に毎年新しいモデルを売り出していた)、[[製造物責任法]]による経営危機で一時期172共々生産を中止していた時期こそあったものの、現在も生産が続けられている。