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Poohpooh817 (会話 | 投稿記録)
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====ローマ法におけるfiscus====
ラテン語のfiscusは、本来は大金を収納するための籠を指す言葉であったものが、転じて宝物や金銭の貯蔵庫を指すようになったものである。この言葉は、帝政ローマにおいてはやがて(何らの修飾語も伴わずに)皇帝の財庫のみを意味するようになった。皇帝の財庫としてのfiscusは、少なくとも[[ハドリアヌス]]帝の時代には、ローマ帝国の国庫<ref>ここでは国家の財産の貯蔵庫の意義。</ref>(共和制ローマにおけるaerariumに相当するもの)とは区別されていたが、後にこれを統合するに至った<ref>"Fiscus" in Jowitt's Dictionary of English Law (3rd Ed.) </ref>
 
====近代ドイツにおける国庫理論====