「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の版間の差分

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Midoring (会話 | 投稿記録)
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== ストーリー ==
[[孤児院]]育ちのケンタの兄は、幼女[[誘拐]]未遂で逮捕された出所後、働いていた解体工場会社の社長の息子・裕也をナイフで傷つけ傷害で二度目の逮捕をされた。その後ケンタは孤児院の幼馴染の弟分・ジュンとともに、兄のいた解体工場会社で働いていた。ケンタは裕也に「[[ロリコン]]」のバカ弟、と言われいびり続けられ、ケンタの兄にやられた”[[賠償金]]”という名目で賃金から[[ピンハネ]]されながら。裕也は[[シャブ]]を扱い自分の車に隠し持っていたのをケンタは知っていた。孤児院のベニヤで囲まれた部屋で育ち、コンクリの廃墟に囲まれた工事現場で、壁を壊す毎日を送っていたケンタは、いつしか人間には二種類の人間がいると悟る。一つは自分の人生を自分で決められる人間。もう一つは自分の人生を自分で決めることのできない人間。自分は後者であるということも。ある夜、「ブスで、バカで、ワキガ」のカヨという女の子をナンパした。自分がブスでバカと自覚しているカヨは、「愛されたい」という思いの為、誰とでもセックスをする。ジュンは「ヤレルし」「金も持っている」と言う理由で、カヨと関係を続けていた。ある日ついに裕也のいびりに耐え切れなくなったケンタは、ジュンに誘いをかけ、解体屋の事務所を荒らし、裕也のクルマを鈍器で破壊しシャブをすべて盗んで棄てた。ジュンの後を追って離れないカヨと三人で、裕也のバイクを荷台に積み、解体屋のトラックで旅立った。目的地は[[北海道]]の[[網走市|網走]]…ケンタの「ロリコン」の兄が服役されている牢獄だ。途中、カヨの財布から金だけ抜き取り、カヨを置き去りにし、ケンタとジュンは網走に向かった。さらに、工事現場から盗んできた銅線を換金したふたりは、旅を続ける。その旅路の果てに待つものは何か。果して、ケンタは「壁」を壊すことができるだろうか。
 
== キャスト ==