「因果関係 (法学)」の版間の差分

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**同一の結果に向けられた先行条件がその効果を発揮する以前に、それと無関係な後行条件によって結果が発生した場合に因果関係を認めるかという問題である。
**結論として一般に条件関係は否定される。
**例 Aを毒殺しようとして毒を盛っ飲ませたが、毒が回る前に交通事故で死亡自殺した場合。
*仮定的因果経過
*重畳的因果関係(ちょうじょうてき)
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*因果関係中断論
**特異な介在事情があるときに、条件説を採ったときに因果関係を否定するための理論である。相当因果関係説を採る場合は相当因果関係の特殊事情の問題とすれば足りる。
**例 Aを殺害しようとしてナイフで刺したところ、致命傷に至らず、救急車で病院へ運ばれる途中で救急車が事故に遭い、Aが死亡した場合。
 
===相当因果関係===