「2006 FIFAワールドカップ日本代表」の版間の差分

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== 大会経過 ==
日本はグループリーグF組に入り、初出場の[[サッカーオーストラリア代表|オーストラリア]]、地力のあるフランス大会でも顔合わせした[[サッカークロアチア代表|クロアチア]]、前回大会覇者の[[サッカーブラジル代表|ブラジル]]と対戦した。この組ではブラジルが別格であり、日本が決勝トーナメントに進出するためにブラジルと対戦する第3戦までに勝ち点・得失点差の計算目処を立てておく必要があった。
 
*[[カイザースラウテルン]]で行われた初戦オーストラリア戦は、前半26分に[[中村俊輔]]が上げたクロスボールをGKが捕球できず、そのままゴールに吸い込まれるというラッキーな先制点を挙げた。しかし、後半に入りオーストラリアが前線に長身選手を投入して[[パワープレイ (サッカー)|パワープレイ]]を仕掛けてくると、日本は自陣ゴール前で耐える時間が続く。日本は何度か訪れた[[カウンターアタック|カウンター]]の絶好機を決めきれず、逆に後半39分にロングスローのこぼれ球を[[ティム・ケーヒル]]に決められ、同点に追いつかれた。さらに、5分後、8分後にもゴールを許し、1-3で逆転負けした。
*初戦のオーストラリア戦で、前半に[[中村俊輔]]のクロスボールがそのままゴールに吸い込まれ先制するも、後半残り9分から立て続けに3失点し1-3で敗戦。
*[[ニュルンベルク]]で行なわれたクロアチア戦は、ともに初戦を落とした負けられない者同士の戦いになった。日本は前半21分に[[ペナルティキック|PK]]を与えたが、GK川口のファインセーブでピンチを逃れた。逆に後半6分に[[加地亮]]がオーバーラップから決定機を作ったが、[[柳沢敦]]が至近距離のシュートを外してしまった。その後も両チーム無得点のままスコアレスドローに終わり、グループ最下位の日本が決勝トーナメントへ進出するためには、ブラジル戦で最低でも「2点差以上の勝利」が必要となった。
*続くクロアチア戦は決定的なチャンスを決めることができず0-0のスコアレスドローに終わり、決勝トーナメント進出が絶望的となる。
*[[ドルトムント]]で行なわれたブラジル戦。2連勝してトーナメント進出を決めているブラジルに対し、後のない日本は不振の2トップを入れ替えて攻撃的なサッカーを展開した。前半34分、ゴール前に抜け出した[[玉田圭司]]が豪快なシュートを決めて先制。しかし、前半ロスタイムに[[ロナウド]]に同点ゴールを許し、後半8分には[[ジュニーニョ・ペルナンブカーノ]]に無回転ミドルシュートを決められ逆転される。その後も2点を追加され、1-4で敗れて2大会連続の決勝トーナメント進出はならなかった。
*3戦目のブラジル戦にも1-4で敗れ、2敗1分でグループF最下位となり、2大会連続の決勝トーナメント進出はならなかった。
 
== ドイツ大会 日本代表登録メンバー&全試合出場メンバー ==