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'''フェアノール'''('''{{Lang|en|Fëanor}}'''、[[第一紀 (トールキン)|第一紀]]4679年 - 4997年)は、[[J・R・R・トールキン]]の[[中つ国 (トールキン)|中つ国]]を舞台とした小説、『[[シルマリルの物語]]』の登場人物。[[ノルドール]]の上級王[[フィンウェ]]の長男。もっともすぐれた[[エルフ (トールキン)|エルフ]]とされ、比類なき手わざと知性、博識によって知られた。父への愛と、自ら作ったものへの愛ゆえに[[モルゴス|メルコール]]の虚言にたぶらかされ、ノルドールを至福の地[[アマン (トールキン)|アマン]]からモルゴスの待つ[[中つ国 (トールキン)|中つ国]]へと進ませた
[[ノルドール]]の上級王[[フィンウェ]]の長男。もっともすぐれた[[エルフ (トールキン)|エルフ]]とされ、比類なき手わざと知性、博識によって知られた。父への愛と、自ら作ったものへの愛ゆえに[[モルゴス|メルコール]]の虚言にたぶらかされ、ノルドールを至福の地[[アマン (トールキン)|アマン]]からモルゴスの待つ[[中つ国 (トールキン)|中つ国]]へと進ませた。
 
父はフィンウェ。母は[[ミーリエル]]。妻は[[ネアダネル]]。息子に[[マイズロス]]、[[マグロール]]、[[ケレゴルム]]、[[カランシア]]、[[クルフィン]]、[[アムロド]]、[[アムラス]]。 異母妹に[[フィンディス]]と[[イリメ]]。異母弟に[[フィンゴルフィン]]と[[フィナルフィン]]。
 
 
==ヴァリノールにおけるフェアノール==
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===職人フェアノール===
フェアノールのその知性、博識、手の技は、ヴァリノールにおいても比類なきものであった。かれは[[ルーミル]]が発明した文字、[[テングワール]]を改良した。 かれが改良した文字は、「フェアノール文字」として知られるようになり、全ての[[エルダール]]が用いるところとなった。かれは大地の宝石よりも美しい宝玉を数多くつくり、その中には遥か遠くにあるものをはっきりと見る石もあった。これはおそらく[[パランティーア]]のことであろう。しかしかれの最大の仕事は三個の[[シルマリル]]の創造であった。この宝玉には二本の木の光が封じ込まれ、不滅の輝きを放った。[[ヴァラ#ヴァルダ|ヴァルダ]]はこの宝玉を清め、有限の命の者、あるいは悪意を持つ者がシルマリルに触れれば、必ずその手は焼かれることとした。
 
===家族===