「箱根ターンパイク」の版間の差分

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[[ファイル:Hakone turn pike.JPG|thumb|200px|right|箱根ターンパイク御所ノ入り駐車場から撮影]]
'''箱根ターンパイク'''(はこねターンパイク)は、[[神奈川県]][[小田原市]]から[[足柄下郡]][[箱根町]]を経由し、同県足柄下郡[[湯河原町]]に至る、延長15.782kmの観光[[有料道路]]([[一般自動車道]])で、箱根ターンパイク株式会社 (HTPL) が保有・運営する[[私道]]である。なおターンパイク (turnpike) とは、有料(高速)道路、トール - ロードを意味する。
 
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== 概要 ==
[[ファイル:EMG refuge place at Hakone Turnpike.JPG|thumb|right|250px|箱根ターンパイク(箱根小田原本線)料金所手前にある最終の緊急待避所。]]
箱根小田原本線(13.782km)と箱根伊豆連絡線(1.700km)の2路線からなる。カーブ・勾配とも比較的緩やかであるが、下りの場合は[[エンジンブレーキ]]・[[回生ブレーキ]]を使用しないと[[ブレーキ]]が利かなくなるおそれがある。そのため、エンジンブレーキの使用を促す注意書きと、緊急時に衝突して停止するための砂山([[待避所|緊急避難所]])がある。
 
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もともと[[東急グループ]]の開発計画に伴って建設されたものであり、長年、東急グループの東急ターンパイクが保有・運営していた。しかし、赤字が続いたこともあり、[[2004年]](平成16年)3月に[[オーストラリア]]の[[投資会社]]・[[マッコーリー銀行]]グループが主体となる[[インフラストラクチャー]]・ファンドが設立した箱根ターンパイク株式会社に11億5700万円で[[営業譲渡]]され、運営が移管している。
 
マッコーリー等の買収は、[[年金基金]]など内外の長期資産運用を考えている投資家から資金を募り、箱根ターンパイクからの通行料収入や直営[[ドライブイン]]からの収益を分配する目的がある。インフラとして既に完成しているため、新たに建設することに比べ、すぐに収益を分配できる利点がある。
 
諸外国ではこのようなインフラ(有料道路だけでなく、鉄道・発電所・港湾施設など多岐に渡る)を買収し、[[投資ファンド|ファンド]]として組成し資産運用に供する例が多くなっているが、日本では初のケースである。
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== 出入口など ==
=== 箱根小田原本線 ===
[[ファイル:Hakone turn pike.JPG|thumb|200px|right|箱根ターンパイク御所ノ入り駐車場から撮影]]
* ターンパイク西湘分岐線分岐([[西湘バイパス]]小田原線)
: ※[[小田原厚木道路]]・[[箱根新道]]・箱根口出入口方面からは流入不可。