「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」の版間の差分

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骸旅団については[[ファイナルファンタジータクティクス#設定・用語]]参照。
; ウィーグラフ・フォルズ
: 貴族に対してテロ行為を行っている反貴族の[[アナーキスト]]であり、骸旅団のリーダー。骸騎士団時代にも騎士団長を務めた。専用ジョブは『ホワイトナイト』。何故か戦場では周囲の人間ユニットは女性で占めている
: 妹のミルウーダをラムザに殺害されたことによりラムザを強く恨む。後にローファルの誘いに応じて(『獅子戦争』のみの描写)神殿騎士団に入団し、聖石「アリエス」を与えられ、新生ゾディアック・ブレイブの一員となる。その後、再びラムザに敗れ、理想と仇討ちを果たせぬままに果てようとしていたが、聖石の力によってルカヴィ「魔人ベリアス」に転生した。現実を見据えながらも理想を忘れないという高潔な人格者であったが残忍で独善的な極左テロリストであることは紛れもない事実である。ルカヴィの強大な力に溺れ、理想を忘れ去り、ミルウーダの敵討ちを「くだらないこと」よばわりするなど、急激に変貌する。このときの彼の望みは「世界に混沌と絶望を撒き散らすこと」であり、完全にルカヴィの意識に傾いていた。
: 敵でありながらも、ラムザは彼のことを「自分とは異なる正しさ」を持った人間と認めていた。それゆえに、神殿騎士団を利用して理想を成し遂げようとし、さらにはルカヴィと化して完全に理想を忘れ去った姿にラムザは激しく落胆する。
: リオファネス城におけるウィーグラフとの一騎打ちはかなりの難関であり、この対決を知らずに準備不足で臨むと、場合によってはゲームを初めからやり直さなくてはならない事態にまで追い込まれることもある。
; ミルウーダ・フォルズ
: ウィーグラフの妹で骸旅団の一員。貴族も平民も無い平等な世界を目指すという理想はウィーグラフとは変わらないが、幾分現実的な性格をしており、正々堂々とした手段にこだわるウィーグラフにもどかしさを感じている。劇中ではフォルズ兄妹の会話や共演シーンは存在しない
: 盗賊の砦やレナリア台地での戦いでラムザやディリータに対し自らの思想と苦労話を語り、彼らの薄っぺらい価値観に大きく揺さぶりを掛けるも、所詮は戦闘経験のない平民の女で力の差は歴然でありレナリア台地での戦いで志半ばに戦死する。この際、青臭いラムザは何度も彼女に説得を試みたが、雑草魂のある彼女は結局応じることは無かった。専用ジョブはないが、他の汎用ユニットのように勧誘はできない。『獅子戦争』では共同戦線のあるシナリオにおいて亡霊として復活してプレイヤーの前に立ちはだかる。
: なぜか誕生日とは異なる星座が設定されており、実際に彼女の年齢が上がるのは宝瓶の月19日であるが、本編では乙女座として扱われている。これは『獅子戦争』の本編においても直されなかったが、共同戦線のシナリオで登場する際に修正された。
; ギュスタヴ・マルゲリフ
: 骸旅団の副団長。ウィーグラフのマルクス思想に限界を感じ、身代金目的でエルムドア侯爵の誘拐を画策するが、ウィーグラフにより粛清される。元は北天騎士団の正規軍に所属する騎士だったが、敵兵を殺戮したり占領下の町で略奪者さながらの行動をしたりといった横行が問題となり、骸騎士団に転籍させられた経緯を持つ。なお、彼と同じくウィーグラフの思想に不安を抱く団員は決して少なくなかった模様
; ゴラグロス・ラヴェイン
: 骸旅団の一員。ギュスタヴの死後、副団長となる。ダイスダーグ卿暗殺未遂事件の実行犯の1人で、その際、ティータをベオルブ家の人間と勘違いして誘拐した。ギュスタヴ同様にウィーグラフの思想に限界を感じている面があり、ウィーグラフにティータを解放するよう命令されたにもかかわらず、やむを得ず自分達が生き残るために連れまわした。しかし、ジークデン砦に追い詰められた時に人質としたティータをアルガスに殺され、自らも負傷、最後は砦もろとも自爆テロを敢行した。