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Sakayauchi (会話 | 投稿記録)
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[[線型方程式系|連立1次方程式]]
:<math>A \boldsymbol{x} = \boldsymbol{b}</math>
を解くと方に、行列 ''A'' を LU分解すれば、''L'' ,''U''する方法がある。 はそれぞれ
下三角行列、上三角行列であるため、逆行列を求めることなく容易に計算することが可能である。このため、同じ''A'' に対し'''''b''''' だけを変えていくつも連立方程式を解く場合、LU分解は有用である<ref>{{cite|和書 |title=コンピュータによる流体力学 |author=Joel H. Ferziger |author2=Milovan Peri&#x107; |translator=小林敏雄、谷口伸行、坪倉誠 |publisher=シュプリンガー・フェアラーク東京 |year=2003 |isbn=4-431-70842-1 |page=90}}</ref>。
 
手順としては、与えられた方程式
:<math>A \boldsymbol{x} = L U \boldsymbol{x} = \boldsymbol{b}</math>
に対し、変数'''''y''''' を
:<math>U \boldsymbol{x} = \boldsymbol{y}</math>
とおき、これを上式に代入して得られ
:<math>L \boldsymbol{y} = \boldsymbol{b}</math>
から変数'''''y''''' を求める<ref>左辺''L'''y''''' を計算し、左辺と右辺を係数比較すれば、'''''y''''' が求まる。</ref>。求めた解'''''y''''' を''U'''x''''' = '''''y''''' の右辺に代入し、解 '''''x''''' を求めることができる<ref>左辺''U'''x'''''を計算し、左辺と右辺を係数比較すれば、'''''x''''' が求まる。</ref>。