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{{複数の問題|特筆性=2011-10|出典の明記=2011-10}}
{{日本の新左翼}}
'''マルクス主義同志会'''(マルクスしゅぎどうしかい)は、2002年に結成された[[日本の新左翼]]党派、「[[革命]]的[[サークル]]」の一つ。同会では[[既成左翼]]とともに他の新左翼諸党派をも左右の[[日和見主義]]として批判し、[[革マル派]]の[[のりこえの論理]]にも似た独自の革命的立場を強調している。
{{Infobox 組織
| 名称 = マルクス主義同志会
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[[2002年]]11月3日、党勢が停滞していた[[社会主義労働者党]]が「党の実態を欠き、党としての闘いを構築できない状態」であるとして組織の再編と、同名への改称を行い誕生した。自らを[[マルクス主義]]に立脚する革命的サークルとしており、機関紙上におけるマルクス主義に関する記事の充実ぶりが特徴。主な活動は、機関紙・書籍の発行や、中央での全国的な労働者セミナーの開催、また全国各地で同会支部がマルクス主義の学習会を主催・開催などとなっている。出版物は関連会社の「有限会社全国社研社」が主に発行している。
 
代表[[林紘義]]に独裁的に権力が集中していることから、独特の[[セクト主義]]・独善性・排他性・閉鎖性などが問題となり、旧[[社会主義労働者党]]時代に分かれたものも含めて、[[新しい労働者党をめざす全国協議会]](ワーカーズ)、[[ワーカーズ・ネットワーク]](Workers)、[[革命的社会主義運動・グループ95]](後に[[社会主義連盟]])、[[イング・ネットワーク]]、[[赤星マルクス研究会]]などの諸派が分離している
 
== 組織の概要 ==
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=== あたらな理論課題に挑戦 ===
同会の特徴としては、新たな理論課題に次々挑戦していることである。これまでも、[[共産主義者同盟]]出身の党派としては珍しく、[[原発]]や[[成田空港]]建設の推進、農産物輸入完全自由化などの[[規制緩和]]などを訴え、天皇制についても、批判者を「被害妄想」だと主張するなど、独自の立場を強調してきた。
 
毎年労働者セミナーを開催しているが、そのテーマは、「エンゲルスの『資本論』修正を問う」(2003年)、「富塚理論批判」(2006年)、「エンゲルスの『家族、私有財産および国家の起源』批判」(2008年)、「恐慌の歴史」(2009年)、「再編に向けて激動する世界資本主義」(2011年)などである。このテーマの一つ一つが、労働者の闘いにとって重要で深刻な課題であり、新左翼諸党派の中では異彩を放っている。
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;マルクス主義同志会
* [http://www.mcg-j.org/ マルクス主義同志会]
;ワーカーズ
* [http://www.workers-2001.org/ ワーカーズ]
;赤星マルクス研究会
* [http://www.asahi-net.or.jp/~zr8k-yki 赤星マルクス研究会]