「イアン・ペイス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
17行目:
| Associated_acts =[[ディープ・パープル]]<br />[[ホワイトスネイク]]
}}
'''イアン・ペイス'''('''Ian Paice''', 本名 '''Ian Anderson Paice''', [[1948年]][[6月29日]] -)は、[[イングランド]] [[ノッティンガム]]出身の[[ロック (音楽)|ロック]]・[[ドラマー]]。世界的な人気を誇る[[イギリス]]の[[ハードロック]]・[[バンド (音楽)|バンド]]、[[ディープ・パープル]]のメンバー<ref><small>レコード・デビュー以降の全活動期間に在籍し、ディープ・パープル名義の楽曲、アルバムのすべてにクレジットされている唯一の人物である</small></ref>。他にも数多くのバンドで演奏し、[[1960年代]]から現在{{いつ|date=2013年10月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->まで[[ハードロック]]・シーンの第一線で活躍を続ける業界の第一人者のひとりである。身長170cm。
 
== キャリア ==
29行目:
』(''Live...in the Heart of the City) (1980)、『カム・アンド・ゲット・イット』(''Come an' Get It) (1981)、『セインツ・アンド・シナーズ』(''Saints & Sinners'') (1982) に参加した。
 
[[1982年]]、音楽性の違いとツアーの疲れからホワイトスネイクを脱退。同年[[ゲイリー・ムーア]]・バンドに加入。アルバム『コリドーズ・オブ・パワー (''Corridors of Power'')』(旧邦題『大いなる野望』)をリリース。ムーアとのコンビネーションは良好で数枚のアルバムと大規模なツアーに同行したが、[[1984年]][[4月]]、ディープ・パープル再結成のためゲイリー・ムーア・バンドを脱退。その後、現在{{いつ|date=2013年10月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->まで一貫してディープ・パープルのドラマーを務めている(唯一のオリジナルメンバーである)。
 
また、[[1999年]]には、[[ポール・マッカートニー]]のアルバム『[[ラン・デヴィル・ラン]]』に参加。
 
== 演奏スタイル ==
非常に速いシングルストローク、正確なリズム・ワークに加え、[[タム]]を多用するメロディアスなフィル・イン、[[シンコペーション]]による勢いの表現、絶妙な[[シャッフル]]など、[[ハードロック]]のみならず、現代{{いつ|date=2013年10月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->のロック・ドラミング全般に計り知れない影響を与えた。また「ファイアボール」(''Fireball'') などごく一部の曲を除きツーバスは使用せず、ワンバスで非常に速いペダル・ワークを展開する。
 
== 使用機材 ==
再結成以前のディープ・パープルの時代には、米国の[[ラディック (楽器メーカー)|ラディック]]社製のドラムセットを使用していたが、ホワイトスネイクに加入した頃から、日本の[[パール (楽器メーカー)|Pearl]]社製のドラムセットを使い始め、現在{{いつ|date=2013年10月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->でも引き続き愛用している。Pearlからは自身のアーティストモデルである[[スネアドラム]]が発売されている。[[シンバル]]は[[パイステ]]、スティックはPRO-MARKのイアン・ペイスモデルを使用。以前はドラムスティックのチップ側を持ったり、チップが無い「ロック・ノッカー」と呼ばれるタイプのスティックを使用していたが、現在{{いつ|date=2013年10月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->発売されているPRO-MARKのスティックはチップが設けられたものとなっている。グリップはマッチドグリップ。
 
彼は[[左利き]]であり、ほぼ全ての機材を、他の[[右利き]]の一般的なドラマーとは左右逆にセッティングしている。上記のとおりワンバスのセッティングにこだわり続けている(現在{{いつ|date=2013年10月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->はツインペダルを使用)。但し「ファイアボール」のレコーディングでは、例外として[[ツーバス]]のセットを使用している。このレコーディングでは、レコーディング時にたまたま隣のスタジオにいた[[キース・ムーン]]のドラムから借用していたという。ライブの映像でもこの曲を演奏する際にスタッフがもう1台のバスドラムをセットする模様が確認できる。また、現在{{いつ|date=2013年10月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->では3つのタムタムを三角形に配置、2つのフロアタムの上にもさらに2つのタムタムを並べた変則的なセットを使用している。
 
Pearlには長い付き合いの友人がおり、工場にてドラムセットができ上がるまでの工程を紹介するビデオに出演したこともある。
97行目:
 
== 外部リンク ==
* [http://www.drummersdigest.com/en/index.php?option=com_content&task=view&id=39&Itemid=28 Interview with Ian in web magazine Drummer's Digest]
* [http://www.ludwigdrummer.com/Articles/Mini%20Article%20on%20Ian%20Paice%20Drums/Ian%20Paices%20Drums%20Mini%20Article.htm Ludwig Drummer illustrated article on Ian Paice's pre-1984 drums setup]
* [http://www.thesunflowerjam.com The Sunflower Jam]
 
{{ディープ・パープル}}
{{ホワイトスネイク}}
 
{{DEFAULTSORT:へいす いあん}}
[[Category:ディープ・パープルのメンバー]]