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===伝統舞踊===
カンボジア古典舞踊は、[[ユネスコ]]の[[世界無形文化遺産]]に登録されている。カンボジアの舞踏には、古来より、宮廷の儀式で舞われた王宮古典舞踏と、庶民に受け継がれた民族舞踏の二つの流れがある。カンボジアの宮廷古典舞踏は、アンコール時代王や神々への祈りのために舞われ、以来王宮で大切に保護されていたが、[[クメール・ルージュ]]の弾圧の対象となり、9割の舞踏家や楽師の命が失われ一時滅亡の危機に陥る。しかし、1980年、王室や生き残った舞踏家たちにより、王立芸術大学が再し、古典舞踏も蘇る。
 
古典舞踏の代表的な演目に「アプサラ・ダンス」があり、カンボジア舞踏を通称 ''アプサラ・ダンス'' と呼ぶこともある。アプサラの語源は、「アプサラス」という[[古代インド神話]]に登場する天女で、天の踊り子、または、クメール王からの神への最高使者を意味する。世界遺産[[アンコールワット]]の壁画の浮彫([[レリーフ]])にも、アプサラ(天女)の舞のようす様子が無数に刻まれている。
 
カンボジア舞踏では、スコー・トム(大きい太鼓)、スコー・トォチ(小さい太鼓)、サンポー(第付き樽型両面太鼓)、コーン・トォチ(環状ゴング)、ロニアット・アエック(木琴)、ターケー(鰐琴)などの楽器が使われる。
 
[[2013年]][[5月16日]]日本カンボジア友好六十周年を記念し、カンボジアよりトッププロ舞踏家数十名が来日し、[[東京都庁]]都民広場にて、薪カンボジア舞踏が無料公開された。''Angkor Village theatre'' やいくつかのホテル(例えば Grand Hotel D'Angkor や Koulen Restaurant)で公演が行われている。
 
===影絵芝居===