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{{未検証|date=2009年1月}}
'''恐怖症'''(きょうふしょう)とは、特定のある一つのものに対して
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==概要==
恐怖症は[[国際疾患分類]]によると、[[不安障害|不安障碍]]に分類され以下の種類に細分される<ref>ICD10 国際疾病分類第10版(2003年改訂)第5章 精神及び行動の障
#F40.0 [[広場恐怖症|広場恐怖]] (症)
#F40.1 [[社会恐怖]](症)
#F40.2 [[単一恐怖|特定の個別的恐怖]](症)
#F40.8 その他の恐怖症性不安障害
#F40.9 恐怖症性不安障
このうち特定の個別的恐怖(症)は、[[雷]]などの[[自然災害]]や、[[
恐怖症患者は、日常生活において恐怖の対象を避ける工夫をしてすごしている。恐怖の対象に遭遇したとき、恐怖心や不安感の程度によって、不快感や[[めまい]]、[[吐き気]]といった症状を催すが、極端な場合には[[パニック発作]]をきたすこともありうる<ref>山下格 著「新版 精神医学ハンドブック」p.27 1999年2月20日 </ref>。
これらの恐怖症は、子供の頃の無知から感じる恐怖や、偶然に経験した恐怖体験がきっかけとなって出現する。生活において、大きな障
[[生活]]の支障となり、本人が治療を所望する場合は[[行動療法]]が用いられる<ref>山下格 著「新版 精神医学ハンドブック」p.27 1999年2月20日 </ref>。
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単一恐怖のうち、恐怖の対象を容易に作り出せるもの(高所、暗所などの場所由来のものや特定の動植物など)については、患者をその状況の中に長時間おいて恐怖に慣れさせることによってある程度改善可能とされる<ref>[http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2007q4/20071212.html ためしてガッテン:誰も教えてくれなかった!高所恐怖症のナゾ]</ref>。
恐怖症は、[[不安障害|不安障碍]]のもっとも代表的な形式である。[[アメリカ合衆国|
{{要出典範囲|年代および性別で分類すると、恐怖症はすべての年代の女性において最も見られる精神疾患であり、25 歳以上の男性においては、2 番目に多く見られる精神疾患である|date=2009年1月}}。
{{要出典範囲|また、日本においてはほとんどみられないが|date=2011年3月}}、[[アメリカ合衆国|米国]]や[[イスラエル]]などにおいては、特に「[[
== 主な恐怖症の分類 ==
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*[[単一恐怖|単純恐怖症]] (たんじゅん-) F40.2-5
*[[動物恐怖症]] (どうぶつ-) F40.2-6
**[[蛇恐怖症]]、[[犬恐怖症]]など。
*[[閉所恐怖症]](へいしょ-)F40.2-7
*[[暗所恐怖症]](あんしょ-)
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*[[赤面恐怖症]] (せきめん-)
*[[雷恐怖症]](かみなり-)
*[[らい恐怖症]]
*[[効果音恐怖症]](こうかおん-):[[風船]]などの破裂音や[[金属]]音などによる恐怖症。
===その他の恐怖症性不安障
*[[身体醜形障害]](しゅうけい-)
*[[嘔吐恐怖症]](おうと-)
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