「那智滝」の版間の差分

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== 概要 ==
[[那智山 (山)|那智山]]中には、いくつかの渓流があり、その渓流には60余に達する多くの滝が架かっている。「那智滝」とは、本来は、那智山の多くの滝のうち、瀧篭修行の行場として扱われた48の滝([[那智四十八滝]])の総称であった<ref name="Nakajima">中嶋市郎、2002、「「那智四十八滝」探査プロジェクト」、別冊太陽編集部編『熊野 - 異界への旅』、平凡社 ISBN 4582943845 pp.114-115</ref>。
 
しかし、現在、一般に那智滝として知られている滝はこれらのうち、'''一の滝'''を指している。那智山一帯は、滝に対する自然信仰の聖地であり、一の滝は現在でも[[飛瀧神社]]の[[神体]]であって、飛瀧神社の境内に設けられた滝見台からその姿を見ることが出来る。
 
滝の落口の岩盤に切れ目があり三筋に分かれて流れ落ちるため'''三筋の滝'''ともいい、また那智の滝の代表するということから'''那智の大滝'''とも呼ばれる。
 
この滝を写した写真のキャプションとして「熊野那智大社と那智滝」などの様に題して、三重の塔と那智の滝を1枚のフレームに納めたものがある。[[明治]]期の[[神仏分離]]以前においては、その三重の塔が属する[[青岸渡寺]]と[[熊野那智大社]]は一体のものであったが、今日においては三重塔は青岸渡寺に属するため「青岸渡寺の三重塔と那智滝」と表記するのが正しい。
 
== 那智四十八滝 ==