「M35 (天体)」の版間の差分

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'''M35''' (NGC2168) は[[ふたご座]]にある[[散開星団]] 。距離2800[[光年]]。直径は約31光年。[[1746年]]に[[ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾー]] が発見した。彼は「ふたごの北の足の上にある星団」と記録を残している。[[1764年]][[シャルル・メシエ]]は「[[カストル (恒星)|カストル]]の左足にある非常に小さな星の集団」と記している。
 
星が多く、見ごたえのある散開星団の一つである。肉眼ではぼんやりと輝き、銀河の一部のように見える。双眼鏡では丸い星雲状のかたまりの上に、明るい星が少しばかり見え始める。北東にある2重星の主星が赤く、この星団のアクセントになっている。写真の右側にある星雲状のかたまりが散開星団NGC2158である。NGC2158は球状星団に近い散開星団で、実際にはM35よりもかなり遠方にある。この星団は口径20cmの望遠鏡から次第に星が分離しはじめる小さな散開星団である。