「マタイによる福音書」の版間の差分

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伝統的な立場に立つ学者たちは、マタイ福音書24章のエルサレム陥落の記事を イエスによる「予言」 と取っており、紀元[[70年]]に起こった[[エルサレム]]陥落よりも前(紀元[[69年]]以前に書かれたとしている。
教会史家のエウセビオスによると、マタイは15 年間パレスチナで伝道したのち、まずヘブル語で福音書を書き、のちにギリシア語版ができたのであるから、マタイ福音書の成立は早くとも紀元[[50年]]ごろです<ref>いのちのことば社『新聖書辞典』p.1181 による。エウセビオス『教会史』の箇所は不明。</ref>。
以上により、成立年代は紀元[[50年]]~[[69年]]になる。
 
=== 高等批評の立場 ===