「マタイによる福音書」の版間の差分

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『マタイによる福音書』は、イエスはキリスト(救い主)であり、第1章1~17節の系図によれば、ユダヤ民族の父と呼ばれている[[アブラハム]]の末裔であり、また[[イスラエル]]の王の資格を持つ[[ダビデ]]の末裔として示している。このようなイエス理解から、[[ユダヤ人]]キリスト教徒を対象に書かれたと考えられる。
 
なお、いのちのことば社の『新聖書辞典』では、現行のギリシャ語版が書かれた場所として、アンテオケ ([[アンティオキア]])説が強調されている。
 
{{要出典|範囲=また、反ユダヤ的色彩があり、そのユダヤ人観がキリスト教徒、特に中世のキリスト教徒のユダヤ人に対する視点をゆがめてきたという説もある。イエスの多くの言葉が当時のユダヤ人社会で主導的地位を示していた人々への批判となっており、偽善的という批判がそのままユダヤ教理解をゆがめることになったというのである。しかし、実際にはユダヤ教の中でも穏健派というよりは急進派・過激派ともいえるグループがキリスト教へと変容していったとみなすほうが的確である|date=2013年12月}}。