「マーチャンダイジング」の版間の差分

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{{Otheruses|英語「merchandising」が表している意味のうち、「一般的な企業活動」についてに限って|同じく英語「merchandising」が表している意味のうち、テレビ番組・映画等からの商品化(いわゆる'''版権ビジネス''')|マーチャンダイズ}}
'''マーチャンダイジング'''(merchandising) (merchandising) とは、一般的には、消費者の欲求・要求に適う[[商品]]を、適切な数量、適切な[[価格]]、適切なタイミング等で提供するための企業活動のこと<ref>広辞苑</ref><ref>大辞林</ref>。「商品政策」「商品化計画」。「MD」と略されることもある<ref>『衣料品MD(マーチャンダイジング)の成功方程式』他</ref>。
 
==概説==
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ただし、マーチャンダイジングという言葉が主として使われる場は、アカデミックな場ではなく、実際の商業の場なので、多義的で流動的に用いられている<ref>宮副謙司,2008年,「マーチャンダイジングの捉え方について」(東京大学COEものづくり経営研究センター MMMRC Discussion Paper No.193, p.1</ref>。例えば[[百貨店]]業界でのマーチャンダイジングの実態は、仕入れ、販売、管理などの業務フローについてのマネジメント・コントロールであり、マーチャンダイジングは経営マネジメントの概念のひとつとして捉えるべき<ref>宮副謙司、同論文 p.1</ref>ともされる。
 
メーカーで製造された「製品(Product) (Product)」が小売業で扱われると、同一物でありながら「商品(Merchandise) (Merchandise)」へと呼び名が変わる。そこからもMerchandisingという概念は、基本的には小売業と関連のある概念<ref>宮副謙司、同論文 p.7</ref>ともされる。製造業においては「商品計画」に類似する「製品計画」という言葉が用いられているが、これは指し示す範囲が異なっているともされる。
 
近年のマーチャンダイジングにおいては、[[販売時点情報管理|POS]]は重要なツールとなっている<ref>『小売業「超POSマーチャンダイジング革命」の具体策―価格破壊時代に勝残る』 </ref>。