「クロマトグラフィー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
丹の字 (会話 | 投稿記録)
まだやらなきゃならなかった
15行目:
液体クロマトグラフィー担体としては、[[シリカゲル]][[担体]]が知られている。このシリカゲルはシリカ (SiO<sub>2</sub>) 表面が >Si=O ではなく >Si(OH)<sub>2</sub> の形をとるように化学処理を施している。したがって、通常の抽出操作に対比させると、水層がシリカゲル表面、有機層が移動相に相当し、固定相と移動相の間で分配(連続抽出)が行われる。シリカゲルでこの固定相と移動相の組み合わせを'''順相クロマトグラフィー'''と呼ぶ。
 
[[順相シリカゲル]]を種々の長鎖アルキルクロロシランで処理すると、Si&minus;OH がアルキルシランで化学修飾され、固定相表面は長鎖[[アルキル基]]で覆い尽くされる。移動相に水溶媒を用いた上で前述の[[化学修飾シリカゲル]]を用いると、固定相と移動相の関係が逆転する。このような固定相と移動相の組み合わせを'''逆相クロマトグラフィー'''と呼ぶ。逆相クロマトグラフィーではおおむね[[極性]]の高い、あるいは[[疎水性]]の低い物質が先に移動する
 
=== 吸着クロマトグラフィー ===